ユーモアたっぷりな子供向け絵本『こねこねねこの ねこうどん』が登場!
株式会社KADOKAWAから新たに発表された子供向け絵本『こねこねねこの ねこうどん』が、2025年10月8日に発売されます。人気の第一作『こねこねねこの ねこピッツァ』の成功を受けての第2弾となるこの絵本は、作者のくさかみなこさんとイラストレーターのカワダクニコさんが再タッグを組んだものです。第一作は、即重版が決まるほどの人気を博しました。
絵本の内容
この絵本の主人公は、食べることや作ることが大好きな7匹の猫兄妹です。彼らはおいしい「ねこうどん」を作るために毎日奮闘しています。子供たちが幼少期から親しんでいるうどんは、保育園の給食でも大人気のメニューですし、日本食として海外でも評価されています。物語では、うどんを作る中で、「誰かの助けを借りることの大切さ」を学ぶ一方で、様々な楽しさを見出す様子が描かれています。
特に注目したいのは、絵本のフレーズに合わせたうた動画も人気を集めている点です。子供たちは「こねこねう~どん、こねう~どん♪」と歌いながら絵本を楽しみ、読み聞かせの時間がさらに盛り上がること間違いなしです。
ストーリーの魅力
物語は、ねこたちが「100杯の大盛うどん」をお祭りに提供することになり、最初は「できるわけない」と弱気になる7匹兄妹が、協力して困難を乗り越えて行く様子を描写しています。お調子者の猫が「誰かに手伝ってもらえばいいんじゃない?」と提案し、仲間との協力の重要性を学ぶ場面は非常に微笑ましいです。
ストーリーの中で、猫たちは自分たちだけではできないことも周りの力を借りれば実現できるということに気づいていきます。「誰かに手伝ってもらえばいいんじゃない?」、「うん。お願いしてみよう!」というセリフには、読者の心にも勇気を与えてくれる力があります。
読みどころ
1.
7匹兄妹の個性:それぞれ異なる見た目や性格を持つ猫たちの個性が色鮮やかに描かれています。
2.
助け合いの重要性:子供たちが自然に「助けを求めることの大切さ」を認識できる構成になっています。
原画展の開催
発売を記念して、絵本の原画展も企画されています。東京の目白にある「えほんや にこにこ書店」では、2025年10月16日から11月3日まで原画展が開催予定です。また、千葉・佐倉市の「サクラdeブックス」では、2026年1月24日から3月1日までの間に行われます。いずれも詳細は各店舗の公式サイトで確認できます。
著者・絵師のプロフィール
著者のくさかみなこさんは、宮城県出身で、これまで多くの作品を手がけてきました。絵を担当するカワダクニコさんは、日本大学芸術学部を卒業したイラストレーターであり、さまざまな絵本での活躍が期待されています。
書誌情報
- - 書名:『こねこねねこの ねこうどん』
- - 作:くさかみなこ
- - 絵:カワダクニコ
- - 定価:1,650円(本体1,500円+税)
- - 発売日:2025年10月8日(水)
- - 判型:A4変形判
- - ページ数:32ページ
- - ISBN:978-4-04-116239-2
- - 発行:株式会社KADOKAWA