松江出身の起業家、飯野航平氏がMIXアドバイザーに就任
最近、松江市が誇るスタートアップ企業の代表者である飯野航平氏が、MIXアドバイザーとして新たに就任したことが発表された。これは、松江の起業環境をさらに充実させ、新しいビジネスの創出を促進するための重要なステップだ。
飯野氏の背景とMentaRestについて
飯野氏は、島根県松江市出身で、高知大学を卒業後、GMOインターネットグループにてWebマーケティングの新規営業部門でトップの成績を収めた経験を持つ。2021年には、株式会社MentaRestを創業し、メタバース空間でアバターを利用したカウンセリングサービスを提供している。このサービスは、メンタルヘルスへの意識を高め、企業や個人が安心して生活し、働ける環境を整えることを目的としている。
飯野氏がMentaRestを立ち上げた背景には、仲間のメンタル不調に対する自身の経験がある。彼はこの課題に向き合うことが、社会全体にとっての重要な取り組みであると確信しており、心の支援インフラの構築に力を尽くしている。
MATSUE起業エコシステムの役割
MATSUE起業エコシステムは、松江を舞台に新たに挑戦する人々を「オール松江」で応援する活動を展開している。起業支援や新規事業開発支援など、多様な主体が連携し、地域全体で起業家を支える仕組みを整えている。
このエコシステムは、2023年1月31日に設立され、松江市長や商工会議所を中心に様々な組織が参加している。特に、大学や金融機関との連携を強化することで、地域の成長を後押しする支援体制を築いている。
飯野氏の思い
飯野氏は、MIXアドバイザーに就任したことについて、「自らの経験を生かし、地域社会の未来に貢献できることを嬉しく思う」と語っている。彼は、高校時代にはキャリアについて考える機会が少なかったことから、松江における起業支援や新しい働き方に対する認識を広めることの重要性を感じている。
「MATSUE起業エコシステムによる新しい取り組みは、地域の人々にとって新たなキャリアの選択肢を提供する素晴らしいものです。私も積極的に協力し、地域を支援する姿勢を貫きたい」と、飯野氏は情熱を寄せている。
まとめ
飯野航平氏のMIXアドバイザー就任は、松江の起業エコシステムのさらなる発展に寄与することが期待されている。彼の豊富な経験や独自の視点は、地域内外のスタートアップ企業にとって大きな刺激となるだろう。今後の取り組みに注目が集まる。