日本・韓国におけるひきこもり支援の現状と未来を探るシンポジウム開催
2025年7月5日、武蔵野大学人間科学研究所は「見えない孤立にどう寄り添う? 日本と韓国のひきこもり研究と支援の現状」と題したミニ・シンポジウムをオンラインで開催します。このシンポジウムでは、日韓の専門家による最新の研究結果や支援体制について紹介され、参加者がひきこもりに関する理解を深めることを目的としています。
開催背景
行動の変化を引き起こす様々な要因を抱える今、ひきこもりに関する研究はますます重要性を増しています。日本と韓国は、社会的孤立とひきこもりの問題に直面しており、両国の研究者たちが協力しながら解決策を模索しています。本シンポジウムもその一環として、日本と韓国の支援体制や研究課題を共有し、知識を交換する貴重な場となります。
参加者について
参加は大学生や大学院生をはじめ、一般の方々を対象としており、参加費は無料です。この機会を通じて、多くの方々に最新の知見を得ていただき、それぞれの立場から支援のあり方を考えていただければと思います。
シンポジウム内容
シンポジウムは以下のようなスケジュールで進行されます。参加者はこの構成を通じて、各地域の状況や支援方法を学ぶことができます。
- - 11:00〜11:05 開会の挨拶 - 司会・野中俊介氏
- - 11:05〜11:10 本シンポジウムの主旨 - 司会・野中俊介氏
- - 11:10〜11:30 韓国のひきこもりの現状と課題 - Kim Ji Yeon氏
- - 11:30〜11:40 日本における支援体制の現状 - 久保浩明氏
- - 11:40〜11:50 ひきこもり家族支援の重要性 - 境泉洋氏
- - 11:50〜12:05 ディスカッション - 司会・野中俊介氏
- - 12:05〜12:10 閉会の挨拶 - 司会・野中俊介氏
登壇者の紹介
各セッションには、経験豊富な研究者が登壇します。
- - 野中 俊介氏: 武蔵野大学人間科学部の准教授であり、専門は臨床心理学とひきこもりです。
- - Kim Ji Yeon氏: 韓国京畿大学の副教授で、カウンセラー教育と孤立について研究しています。
- - 久保浩明氏: 宮崎大学で精神医学を専門としており、ひきこもりに関する支援方法を探求しています。
- - 境 泉洋氏: 宮崎大学教育学部の教授で、ひきこもり家族に対する支援の重要性を訴えています。
参加申し込み
参加を希望される方は、以下のリンクから申し込みフォームにアクセスしてください。取材をご希望の方は、武蔵野大学広報課までご連絡をお願いいたします。
武蔵野大学について
武蔵野大学は1924年に設立され、幅広い分野において教育と研究を提供しています。最近では、データサイエンスやアントレプレナーシップなどの新たな学部を設置しており、学生たちに未来に向けた学びの場を提供しています。これからの社会で求められる人事育成を通じて、地域社会に貢献していくことを目指しています。
詳細については
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