Tokyojinプロジェクト
2016-06-21 18:00:16
外国人が愛する東京文化を世界に発信する新プロジェクト始動
東京の文化を世界に発信するプロジェクト「Tokyojin」
2020年に向けて「Tokyojin」を1億人に広めることを目指す新たなプロジェクトが始動しました。このプロジェクトは、東京に暮らす外国人が中心となり、彼らの視点からこの街のライフスタイルや文化を発信することを目的としています。プロジェクト名の「Tokyojin」は、東京を深く愛する全ての人を再定義し、彼らが持つ独自の感性を世界に周知させるものです。
プロジェクトの背景と発足の目的
世界の大都市には、その地域に住む人々を表す言葉が存在し、例えば「ニューヨーカー」や「ロンドナー」、「パリジャン」などがあります。このプロジェクトは、こうした呼称が東京に存在しないことに疑問を持つ外国人たちによって立ち上げられました。彼らは東京の多様な文化やライフスタイルを一つのブランドとして確立し、「Tokyojin」という名称で定義することで、東京の魅力を世界に広げたいと考えています。
プロジェクトのフェーズと活動内容
第一フェーズ:ブランドサイトの公開
プロジェクトの最初のステップとして、リアルな「Tokyojin」のライフスタイルを可視化するためのブランドサイト「poweredby.tokyo」が2016年6月21日にオープンしました。このサイトでは、「Tokyojin」が実際に楽しんでいる場所や着ている衣服、人々との触れ合いが紹介される予定です。ビジュアルコンテンツにより、国内外の人々が東京の魅力を直感的に感じることができるようになります。
第二フェーズ:多様な切り口からのアプローチ
次のステップでは、職業、居住地、趣味、食文化など様々な観点から「Tokyojin」を掘り下げる活動が展開される予定です。政府機関や民間ブランドと協力し、「Tokyojin」というキーワードを用いた官民連携の企画が2016年中に複数発表される予定です。これにより、東京に住む人々がどのように文化を形成しているのかを深く探求し、発信する場を提供します。
第三フェーズ:インタラクティブプラットフォームの構築
最終的には、全世界に住む「Tokyojin」を対象としたインタラクティブなプラットフォームが2020年までに公開される計画です。このプラットフォームでは、海外からの観光客や東京に来たい人々が直接「Tokyojin」の知識にアクセスできる機会を創出し、旅行プランの作成やライフスタイルの体験が可能になります。
官民連携の賛同企業の参加
このプロジェクトは既に渋谷区観光協会の後援を受けており、さらにトランジットジェネラルオフィスやBEAMSなど、日本のフード文化をリードする企業が賛同しています。このような官民連携によって、より多くの「Tokyojin」を紹介し、東京の文化の魅力を広めていく取り組みが進められています。
小冊子やSNSでの発信
企画の一環として、トランジットジェネラルオフィスと共同制作した小冊子「poweredby.tokyo TRANSIT EDITION」が2016年6月22日から都内の15店舗で配布される予定です。この小冊子には、選ばれた「Tokyojin」のスタイルやライフスタイルが紹介されており、観光客や住民が手に取ることで東京の魅力を発見できるコンテンツが満載です。
また、Instagramアカウント「@poweredby.tokyo」を通じても、「Tokyojin」の日常を発信しています。プロのカメラマンによって捉えられた写真は、さまざまなバックグラウンドを持つ「Tokyojin」の魅力を広め、特に海外在住者による支持を得ています。
これからの展望
「Tokyojin」というブランドの確立は、東京と言う都市に新たな価値を与え、文化の発信源としての役割を強化する可能性を秘めています。このプロジェクトの推進によって、私たちが住む東京の魅力が新しい形で世界に届けられることが期待されています。東京を愛する全ての人々が集まり、その魅力を共有し合うことで、より多様で豊かな文化が育まれることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社monopo
- 住所
- 東京都 渋谷区 神宮前5-6-5Path表参道A棟3F
- 電話番号
-
03-3400-6996