バイク未来総研が発表したリセール・プライスランキング
バイク業界の未来を担う「バイク未来総研」から、最新の『リセール・プライス』ランキングが発表されました。このランキングは、2024年9月から11月にかけての期間における「再び売却した際に高値が付くバイク」を示すもので、バイクの人気の指標となっています。
首位に輝いたカワサキ・Z900RS SE
今回の調査で、カワサキの「Z900RS SE」が初の首位に選ばれました。このモデルは、従来のZ900RSの上級モデルとして位置づけられ、優れたデザインと性能を兼ね備えています。特に、往年の名車Z1を思わせる「イエローボール」カラーやゴールドのホイール、フロントフォークが特長で、その外観はライダーの心を掴みます。
加えて、ブレンボ製のフロントブレーキキャリパーやオーリンズ製リアサスペンションなどの高品質な部品が使われており、ライディングの楽しさを一層引き立てています。新しく登場したモデルがリセールプライスに良い影響を与えた要因とも考えられます。
ホンダ・X-ADVの安定した人気
二位には、ホンダの「X-ADV」が挙げられました。X-ADVは、ツーリングからアウトドアまで多用途で活躍するバイクとして、このランキングでも強い支持を得ています。前回まで連続で首位を獲得していたこともあり、今回も109.2ポイントと僅差でランクインです。新モデルが2024年12月に発表予定であり、再び上位に返り咲くかが期待されます。
新顔のヤマハ・XSR900 GP ABS
ランキングに初めて名を連ねたのが、ヤマハの「XSR900 GP ABS」です。このモデルは1980年代のレーサーレプリカをオマージュしたデザインが魅力で、若者からも注目を集めています。ハンドルやタンクなど、ディテールにもこだわりが光り、ノスタルジーと現代性を兼ね備えた存在感を放っています。
中古バイク市場が復調の兆し
今回のランキングでは、上位にランクインした5車種が全て100ポイントを超える結果となりました。これは、中古バイク市場が再び活況を呈していることを示す好兆候です。円安や新モデルの登場が相場を押し上げている可能性が高く、今後の市場の動向が注視されます。
まとめ
バイク未来総研の『リセール・プライス』ランキングは、バイク購入時の指標として重要な役割を果たしています。カワサキZ900RS SEという新たな首位の登場が、今後のバイク市場にどのような影響を与えるのか、次回のランキング発表も楽しみです。さらに、バイク王では多種多様な車両を取り扱い、ライダーの期待に応え続ける姿勢を貫いています。今後もバイク市場のトレンドに注目していきたいところです。