リップスカンパニー、北海道への初進出
株式会社リップスカンパニー(本社: 兵庫県尼崎市、代表取締役: 林幸海)が、北海道札幌市中央区中島公園近辺でホテルハウスキーピング業務を開始しました。これは全国展開の第一歩となり、北海道市場への進出は初めての試みです。
北海道のホテル市場
近年、北海道のホテル市場は急成長を遂げています。インバウンド需要の回復に伴い、旅行ニーズが多様化しており、特に札幌市では北海道新幹線の札幌駅延伸を見越したホテル開発が盛況です。最近ではラグジュアリーホテルの新規開業が相次ぎ、非日常的な体験や洗練された「おもてなしスタイル」が求められています。さらに、都市部では機能性とデザイン性を兼ね備えた「進化系シティホテル」が増えており、こうした背景の中でリップスカンパニーのサービス展開は注目されています。
信頼と品質の確立
新たに得たこの機会を通じて、リップスカンパニーは“シェア拡大”のみならず、業界における“信頼”と“信用”を構築することを目指しています。同社はホテルハウスキーピングのリーダーとしての役割を確立し、業界全体の品質向上と待遇改善にも取り組む方針です。
LQMS – 品質管理システム
リップスカンパニーは、一昨年に構築した基準書『LQMS(リップス・クオリティー・マネジメント・システム)』を用いて、ホテルの商品の価値向上を図っています。このシステムは、従業員に対する座学から実務研修までの一貫教育を実施し、ホスピタリティを提供するための様々な仕組みを確立しています。一貫性のある教育を受けることで、社員やルームアテンダントのスキルが標準化され、リップスカンパニーのブランド認知がさらに進展することが期待されます。
外国人スタッフの教育
リップスカンパニーは、多様なバックグラウンドを持つ外国人管理者やホテルスタッフの教育・派遣業務を推進しています。人種や国に依存せず、PDCAサイクルを実行できるマネジメントスタッフの育成に注力し、2025年1月には派遣業の認可取得を目指しています。また、業界全体で約80%を占める外国人労働者の教育を徹底し、サービスのクオリティを向上させることも重要な任務です。
SDGsへの取り組み
同時に、リップスカンパニーはSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも寄与する活動を展開しています。2024年にはSDGsプロジェクトを始動し、「あまがさき SDGs パートナー」と「ひょうご産業 SDGs 推進宣言企業」として登録を受けました。現在、「ひょうご産業 SDGs 認証事業」の中で「アドバンスト認証」を取得し、6月中には「ゴールド認証」の申請を予定しています。
今後の展望
リップスカンパニーは今後も、認知度向上や業界イメージ改善を通じた新たなビジネス機会の拡大を図りながら、ホテルハウスキーピング業界のリーダーシップを確立していく所存です。今後の展開にご期待ください。
詳しい情報やお申し込みは、
公式サイトをご覧ください。