冬の大自然で楽しむ!五感を育む「のり森ランド」体験イベント
岐阜県に位置する国立乗鞍青少年交流の家で、2023年1月25日から26日まで開催された「わくわく!のり森ランド第3回『冬の森』」が注目を集めています。このイベントは、幼児とその保護者が五感を通じて自然を楽しむことを目的としており、参加者は自然の中での様々な体験を通じて心身を育む機会を得ました。
イベントの概要
この特別な体験活動は、飛騨・美濃「体験の風をおこそう」運動推進事業実行委員会によって企画・運営されています。全国から集まった16家族54名が参加し、自然の中でのアクティビティを楽しみました。そり遊びや雪山登り、雪玉灯籠作りなど、多彩なプログラムが用意され、子どもたちは雪に覆われた森での時間を心ゆくまで楽しむことができました。
そり遊びと雪玉灯籠作り
会場となった交流の家では、全長50mを超える特設そりコースが設置され、子どもたちは親や兄弟と共にスリル溢れるそり遊びを楽しみました。「スリル満点でとても楽しかった!」と感想を寄せる子どもたちの声が響き渡ります。夜になると、参加者が日中に作成した雪玉灯籠に灯がともり、幻想的な冬の森が現れました。冷たい空気の中、灯籠の光を感じながら参加者たちはのんびりとした時間を楽しみました。
森の中でのアイスクリーム作り
2日目には、参加者たちは森を散策しながら、動物の足跡や雪の結晶を観察しました。普段触れることのない冬の自然に対し、子どもたちは興味津々の様子。さらに、アイスクリーム作りも体験しました。遊びながら材料をコロコロと転がして、見事に美味しいアイスクリームが完成し、笑顔が溢れました。
参加者の声
多くの参加者がこの特別なイベントについて話しています。Aさんは、「子どもが憧れの2段ベッドとバイキングに大興奮!また参加したい」と喜びの声を寄せていました。Bさんも、「このような雪で遊んだことは初めてで、子どもは大興奮でした。子どもが職員やボランティアと楽しく交流する姿を見られて嬉しかった」と体験を振り返ります。
Cさんは、冬の活動であることの重要性を感じ、「適切な強度がある運動遊びをこれからも続けてほしい」と願いを述べました。
すべての季節に楽しめる「のり森ランド」
「のり森ランド」は冬だけではなく、季節ごとに開催される人気の親子シリーズイベントです。各イベントでは、交流の家の四季折々の自然を五感を使って味わうことができ、毎回新しい発見が待っています。この特別な非日常を体験するために、ぜひ次回も参加してみてはいかがでしょうか?
体験の風をおこそう運動
この運動は、独立行政法人国立青少年教育振興機構によって推進され、子どもたちに自然体験をはじめとした貴重な体験機会を提供することを目的としています。子どもたちの健やかな成長を願い、地域全体で体験活動を広めるための取り組みが続けられています。飛騨・美濃地域の団体と協力しながら、様々なイベントを開催し、未来を担う子どもたちの成長をサポートしています。