IDEAが気象データセットを提供
Intelligence Designが提供する「IDEA」は、誰でも気軽に利用できるAIプラットフォームです。この度、気象庁が公開している全国の気象データセットを「IDEA」上で活用できるサービスを開始しました。これにより、数値予測AIを使って、店舗の売上や来店者数の予測を行う際に欠かせない気象要因を簡単に利用できるようになります。
気象データは、温度、湿度、日照時間といった要素を含み、これらは店舗の経済活動に直接的な影響を与えます。例えば、気温が高い日にはアイスクリームや飲料の需要が増える一方で、寒い日には暖かい食べ物や飲み物の需要が上がります。このように、気象情報をAIによるデータ分析に活用することで、より正確なビジネス予測が可能になると期待されています。
簡易なデータ利用
新しく提供される気象データセットでは、過去から現在にかけての気象観測データや予報データを「IDEA」から直接取得可能です。これにより、データの収集や加工にかかる専門知識や時間が不要となり、従業員が手間をかけることなくAIの学習・予測に活用できるのが大きな特徴です。
今後は、予測に必要なデータ粒度の向上も予定されています。例えば、1時間ごとのデータの他、1分ごとの詳細なデータも取得できる機能が追加される見込みです。これにより、より精密な予測が可能になることでしょう。
今後の展望
IDEAは気象データセットの提供にとどまらず、さまざまなオープンデータを直接利用できる機能を追加すると発表しています。AIの社会実装を進めるために、さらに多くのデータを一元的に管理・活用できるようサービスを拡充していく予定です。
設立からわずか数年で急速に成長しているIntelligence Designは、今後もAIを利用したサービスの展開に取り組むことで、さまざまなビジネスシーンでのAI活用を更に促進していくことを目指しています。
本サービスに関するお問合せは、IDEAカスタマーサポートへご連絡ください。
設立:2018年5月
本社所在地:東京都渋谷区神宮前
会社サイト:Intelligence Design
サポート窓口:
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