新宿THEATER BRATSで新たな舞台が開幕
2025年9月3日から9日まで、新宿のTHEATER BRATSにて、土田英生作・演出による舞台「その鉄塔に男たちはいるという」が上演されます。この劇には、日本を代表する様々な劇団から集まった活気に満ちたキャストが揃い、全公演で異なる組み合わせのシャッフルキャスト方式が採用されています。
舞台の背景
「その鉄塔に男たちはいるという」は、1998年の初演以来、多くの劇団によって演じられてきた作品です。作品は、抗えない環境の中で5人の人物が鉄塔の上で繰り広げる平凡ながらも深い話が展開されるもので、悲劇の中に潜む喜劇的要素が印象を与えます。
作・演出を手がける土田英生氏は、時代の流れに合った台本の改訂を行い、現在の観客に向けた演出を施します。土田氏は、各劇団から集まってきた多様な俳優たちとのコラボレーションを通じて、新しい「その鉄塔に男たちはいるという」の姿を創り出すことに意欲を燃やしています。
キャストの紹介
今回の公演には、以下の豪華なキャストが参加します。
- - 後田真欧(文学座)
- - オオダイラ隆生(劇団6番シード)
- - おおたけこういち(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)
- - 佐々木穂高(柿喰う客)
- - 鈴木翔音(スタジオライフ)
- - 田中博士(東京タンバリン)
- - 豊田茂(青年座)
- - 新原武(劇団扉座)
- - 沼田星麻(アマヤドリ)
- - 畑中智行(キャラメルボックス)
日本の劇団から選ばれた精鋭たちが、真剣に舞台に挑む姿勢は、観客に強い印象を与えることでしょう。
公演詳細
- - 日時: 2025年9月3日(水)~9日(火)の全10公演
- - 劇場: 新宿 THEATER BRATS
- - チケットは、一般発売が2025年7月26日(土)の10:00から開始されます。
- 一般チケット料金は6,500円、パンフレット付は7,700円です。
また、未就学児の入場はご遠慮いただくため、家庭連れのお客様は十分な配慮が必要です。
演出家・プロデューサーのコメント
土田英生氏は「この作品が持つ独特の雰囲気を感じてほしい」と意気込みを語っています。人物たちの簡素ながらも深い会話が、観客にとって新たな視点を提供することを期待しています。
プロデューサーの栗原功平氏も「舞台は彼らの人生そのものであり、舞台にかける思いを伝えたい」と熱い思いを伝えています。
特徴的な演出
今回の公演では、様々な劇団員が集まり、各劇団の特色を持ち寄って組み合わせるという新たなスタイルが注目されています。公演毎に異なるキャストが、観客に新しい視覚的体験を提供することでしょう。
まとめ
2025年9月の『その鉄塔に男たちはいるという』は、日本の演劇界に新たな一石を投じる舞台となることでしょう。土田英生氏が演出するこの作品は、演技のクオリティを重視した存在感を持つ俳優たちによって、観客に感動を与えることは間違いありません。