KOOM時間割クラウド
2023-06-15 10:30:02
教員の負担軽減に向けた新たな試み - KOOM時間割クラウド提供開始
教員の負担を軽減する新サービス「KOOM時間割クラウド」の登場
近年、学校現場における教職員の業務負担が増加し、特に時間割作成の煩雑さが教員に重くのしかかっています。このたび、コトバンク株式会社が提供する「KOOM時間割クラウド」(β版)が、その解決策として登場しました。これは、ICTを活用した校務のデジタル化を進め、教育現場の働き方改革を促進するための新しい試みです。
教員業務への影響
文部科学省の調査によると、令和元年度と比較して、中学校においては時間外勤務が月45時間以下である割合が10.2%、高等学校では9.9%増加したことが報告されています。これにより、学校現場では教員の勤務環境を改善しようとする動きが加速しています。しかし、時間割作成などの業務は依然としてアナログな方法で行われており、教育の質を高めるためにはICTの活用が求められています。
KOOM時間割クラウドの特徴
「KOOM時間割クラウド」は、教員の負担を軽減するだけでなく、効率的な時間割の作成を可能にします。特に、さまざまな要素が絡む複雑な時間割を簡潔に処理できるという利点があります。たとえば、私立のある進学校では時間割作成に毎年200時間もかけているという事例もあり、このサービスはその労力を大幅に削減することが期待されています。
教員の声
導入を検討している教育機関からは、「本業に集中したいのに時間がかかってしまう」「特定の教員にばかり負担が集中して、引き継ぎができない」といった声があがっています。このような状況を解消するため、KOOM時間割クラウドは、職員のシフト調整や人員配置を合理化し、教育の質を高める手助けとなるでしょう。
特別価格での提供
現在、KOOM時間割クラウドのβ版を利用していただける中学校・高等学校を募集しています。トライアル後には、特別価格で利用できるプランも用意されています。教育現場の働き方改革を進めるために、QRコードからの申し込みが可能です。
代表者からのメッセージ
コトバンクの代表、小泉純氏は、「学校の働き方改革には、国や教育委員会の連携が重要。しかし時間割作成の業務は、アナログな手法に依存しているため、多くの教員が負担を感じている。本サービスを通じて、ICTの助けを借りて働きやすい環境を構築することが目指される」と述べています。
会社概要
コトバンク株式会社は、教育に特化したEdTech企業であり、「教育に、最高の道具を」というビジョンを掲げています。音読指導アプリ「リピートーク」や国際教育に関する情報を提供する「国際教育ナビ」を運営し、教育現場の支援に力を入れています。会社は2008年に設立され、東京都渋谷区に本社があります。
この新しいサービスは、教育界に新たな風を吹き込み、教員が本来の業務に集中できる環境を作り出すことが期待されています。今後、より多くの学校がこのサービスを利用し、業務効率を高めることを願っています。
会社情報
- 会社名
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コトバンク株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷1-15-12301
- 電話番号
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