明治神宮で開催される第50回全国氷彫刻展の魅力に迫る！

2026年1月17日（土）と18日（日）に、東京都渋谷区の明治神宮にて第50回「明治神宮奉納全国氷彫刻展」が開催されます。このイベントは、全日本氷彫創美会が主催し、全国各地から選ばれた司厨士や氷のプロフェッショナルたちが集結し、氷彫刻の技術と芸術性を競うものです。この展示会は、48年間の歴史を誇り、今回の開催は特に50回目の節目を迎える重要なイベントとなります。

イベントの背景と歴史

この氷彫刻展は、1977年に新成人の祝賀行事として始まりました。初回では35本の氷を使って氷彫刻が奉納され、その後、技術向上と氷彫刻の普及を目的としたコンクール形式のイベントへと成長しました。参加者は審査員によって技術と芸術性が評価され、その結果表彰が行われる仕組みとなっており、本展は新型コロナウイルスの影響による中止を経ても、途切れることなく続いてきました。

50回記念イベントの特徴

今回の展覧会では、例年通り個人戦に加えて団体戦も予定されており、技術の交流や新しい試みが期待されます。制作過程は公開されないものの、完成した氷像は誰でも観覧でき、その迫力に驚かされるでしょう。氷を製造する小野田商店は、毎年氷彫刻展で使用される氷を無償で奉納し、昨年からは自ら競技にも参加する姿勢を見せています。