地域の木材を活用した「もくいくひろば」ワークショップ開催
5月31日(土)、岩手県盛岡市のイオンモール盛岡南で、地元の木材を使用した遊び場づくりワークショップ「もくいくひろば」が開催されます。このイベントは、株式会社船場の主催で、地域の子どもたちと一緒に資源の大切さを学びながら、遊び場の空間づくりの楽しさを体験することを目的としています。
参加者は、大小さまざまな輪切りの丸太にカラフルな色を塗り、最終的にそれらの作品が「もくいくひろば」のアートやサインとして利用される予定です。これは、イオンモール盛岡南の第3弾リニューアルオープンに合わせてお披露目されることになるでしょう。
イベント概要
ワークショップは、10時から17時までの間に行われます。定員に達し次第終了となるため、参加希望者はお早めにお越しください。特に予約は不要で、約1時間の体験ができるので、ふらっと立ち寄ることも可能です。参加対象は特に設けられておらず、小学生の低学年以下のお子様は保護者同伴での参加が求められます。この参加費は無料です。
地域の連携と学びの場
このワークショップでは、120年以上の歴史を持つ株式会社小友木材店と連携し、木製射的の制作体験も実施されます。地域に根付いた企業の協力により、参加者は木材の魅力をより深く理解し、遊びながら学べる貴重な機会を得ることができるでしょう。
「もくいくひろば」は、イオンモールが木育をテーマに、全国の施設で展開している木のぬくもりを感じられる遊び場です。船場は、このプロジェクトの設計と施工を行い、地域の特産品である岩手県産材を活用して、子どもたちが安心して遊び、学べる場を創出します。
船場のエシカルデザインの哲学
船場は「未来にやさしい空間を」というミッションのもと、エシカルデザインの推進に取り組んでいます。この活動の一環として、曲がり木や小径木などの利用が難しい森林資源や製材時に発生する端材をアップサイクルして新たな製品を生み出す努力をしています。
過去の活動例としては、東京都墨田区にて多摩産材の端材や木くずを活用した「TOKYOシェアオフィス墨田」や、六甲山間伐材を利用した「北須磨支所ビル」などがあります。船場のアプローチ方法は、地域の持つ課題の解決を意識した設計に特化しています。
まとめ
この「もくいくひろば」ワークショップは、地域の子どもたちが参加し、木材を活用した空間づくりの楽しさと価値を体感することができる貴重な機会です。地域の人々が一体となり、未来に向けて持続可能な空間を共創していく姿勢が感じられます。
参加希望者は、ぜひイオンモール盛岡南に足を運び、木材とのふれあいを楽しんでみてはいかがでしょうか。地域が愛される空間となることを願って、たくさんの方々の参加をお待ちしています。