関電工のマイボトル推進
2024-11-18 15:18:58

関電工、プラごみ削減に向けたマイボトル利用促進プログラム導入でCO2排出量削減も推進

関電工、マイボトル利用促進プログラムで環境問題に貢献



近年、地球温暖化や海洋プラスチック汚染といった環境問題が深刻化する中、プラスチックごみの削減は喫緊の課題となっています。この問題に対し、株式会社関電工は、サトーホールディングス株式会社、象印マホービン株式会社、国立研究開発法人総合地球環境学研究所と共同開発した「マイボトル利用促進プログラム」を導入し、オフィスにおけるプラスチックごみとCO2排出量の削減に積極的に取り組んでいます。

プログラムの概要と効果



本プログラムは、RFIDタグを搭載したマイボトルと、RFIDリーダー内蔵のマイボトル洗浄機を組み合わせたシステムです。従業員は各自マイボトルを持ち寄り、洗浄機で洗うことで、洗浄回数が記録されます。このデータは専用アプリに蓄積され、個人のペットボトル削減数とCO2削減量が可視化されます。アプリには、参加者全体の削減量に応じて砂漠が緑化していくゲーム性も導入されており、環境保全への意識向上を促します。

関電工本社では約1,000人が勤務しており、年間約36万本のペットボトル飲料が消費されていました。このプログラム導入により、ペットボトル使用量の削減、ひいてはCO2排出量の削減に大きく貢献すると期待されています。導入3ヶ月で5,000個以上のプラスチックカップ削減という実績も出ており、その効果はすでに実証されています。

企業の取り組みと社会貢献



関電工は、電気設備工事などを手がける総合設備企業として、社会インフラの維持・構築に貢献しています。近年は再生可能エネルギー発電や蓄電池など、脱炭素化に向けたソリューションにも力を入れており、環境問題への取り組みは同社の重要な経営戦略の一つとなっています。今回のマイボトル利用促進プログラム導入は、こうした同社の姿勢を象徴する取り組みと言えるでしょう。

サトーHDは自動認識技術を用いたソリューションを提供するグローバル企業です。象印マホービンは、生活に密着した製品を開発・製造する企業として知られています。地球研は、地球環境問題に関する研究を推進する国立研究所です。これらの企業・団体が連携することで、本プログラムは高い技術力と環境保全への強い意志を背景に実現しました。

東京都オンラインシンポジウムでの紹介



本プログラムは、東京都が開催したオンラインシンポジウム「オフィスにおけるプラスチック資源循環ソリューション」において、オフィスにおけるプラスチック資源循環の推進に向けた先駆的な事例として紹介されました。これは、関電工の取り組みが、東京都をはじめとする自治体からも高く評価されていることを示しています。

まとめ



関電工のマイボトル利用促進プログラムは、企業の社会的責任(CSR)を果たす上で、効果的な取り組みと言えます。環境問題への意識の高まりを背景に、企業による環境保全への取り組みはますます重要性を増しています。関電工の事例は、他の企業にとっても大きな参考になるでしょう。今後、多くの企業が同様の取り組みを行い、社会全体でのプラスチックごみ削減、CO2排出量削減に繋がることが期待されます。


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会社情報

会社名
象印マホービン株式会社
住所
大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号
電話番号

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