インズウェブ、New Relic導入
2022-11-08 11:00:01
SBIホールディングス、保険比較サイト「インズウェブ」にNew Relicを採用し顧客体験向上へ
SBIホールディングス、顧客体験向上のため保険比較サイトにNew Relicを採用
SBIホールディングスが運営する日本最大級の保険商品比較サイト「保険の窓口インズウェブ」が、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を導入したことが明らかになりました。この決定は、ユーザー体験の向上とサービス品質の維持・向上を目的としています。
「保険の窓口インズウェブ」は、自動車保険から生命保険、法人保険まで幅広い保険商品を網羅し、1,000万人以上のユーザーを抱える巨大なプラットフォームです。多様化するユーザーニーズに対応するため、2021年にはAmazon Web Services(AWS)への移行とCI/CDパイプラインの整備を実施、開発体制の強化に力を入れてきました。
今回のNew Relic導入は、AWS基盤での安定運用とさらなるユーザー体験の向上を目指す取り組みの一環です。具体的には、以下の2点を主要な目標として掲げています。
1. トラブルシューティングの迅速化: New Relicを活用することで、ユーザー環境でのコンテンツ表示遅延やJavaScriptエラー発生箇所を迅速に特定。これにより、問題解決までの時間を大幅に短縮し、ユーザーへの影響を最小限に抑えることを目指します。セッションID単位での追跡も可能になり、より正確な原因究明が可能になりました。
2. 中長期的なサービス品質の改善: Googleが提唱するCore Web Vitals(LCP、FID、CLS)の改善に注力。New Relicで取得したデータに基づき、システム開発チーム全体でユーザー体験を定量的に把握。データに基づいた改善活動を行うことで、継続的なサービス品質向上を目指します。
SBIホールディングス インズウェブ事業部 部長 兼 システム開発課長の徳田氏は、ユーザー体験の重要性を強調。「コンバージョン率や離脱率に直結するユーザー体験の向上は、収益向上に不可欠です。New Relicで得られたデータ分析を通じて、サービス品質を継続的に改善し、お客様一人ひとりのより良い体験に貢献したいと考えています。」とコメントしています。
New Relic社 代表取締役社長の小西氏は、「SBIホールディングス様のデータ指向のサービス品質改善への取り組みを支援できることを光栄に思います。『保険の窓口インズウェブ』の更なる発展に貢献できるものと確信しています。」と述べています。
New Relicは、アプリケーションやインフラストラクチャ、そしてユーザー体験までを包括的に監視できるオブザーバビリティプラットフォームです。世界15,000社以上の顧客、Fortune 100企業の過半数が利用しており、その信頼性と実績は高く評価されています。
今回のNew Relic導入は、「保険の窓口インズウェブ」の更なる進化、そしてユーザー体験の向上に大きく貢献すると期待されます。今後も、データに基づいた改善を継続し、ユーザーにとってより便利で使いやすいサービスを提供していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
New Relic株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18階
- 電話番号
-
03-4577-9065