表参道発のカフェ「パンとエスプレッソと」が台湾に進出
日本の文化と思いをもたらす人気カフェ「パンとエスプレッソと」が、2025年10月1日(水)に台湾・台北市の西門町に第1号店をオープンします。この出店は、日本の表参道から始まったベーカリーカフェの初の海外展開として、多くの期待と注目を集めています。
「パンとエスプレッソと」は、2009年に東京・表参道で創業し、その特徴は高品質なパンとコーヒーの提供にあります。特に「Mou(ムー)」と呼ばれる食パンは、そのしっとりとした食感と豊かな風味で、多くのファンに愛されています。台湾の新店舗でも、この「Mou」を用いた特別なメニューが提供される予定です。
台湾との協力で新たな体験を
新店舗は、有信心 HAVE FAITH 有限公司が運営し、台湾の現地企業とのコラボレーションを通じて新しい飲食体験を提供します。今回のオープンは、日本のカフェ文化を台湾に伝えるだけでなく、現地の食材を使ったメニューの開発にも力を入れています。
特に注目されるのは、台湾の蜂蜜職人と共同開発した特製はちみつです。大崗山産の龍眼蜜と、台湾の自然が息づくエリアの香りを融合させたこのはちみつは、豊かでマイルドな甘さが特徴。さらに、台湾のコーヒーブランドとのコラボも期待されており、日本の焙煎技術と台湾豆の絶妙な調和が楽しめるスペシャルブレンドが登場します。
限定メニューとギフトボックス
台湾店では、現地限定の「Mou トーストギフトボックス」の販売も予定されています。ミニサイズの「Mou」トーストが3つ入ったこのボックスは、自宅用にも贈り物としても最適です。フレーバーは、チョコレート、抹茶あずきクリーム、シナモンなど多彩です。
日本の「パンとエスプレッソと」にも人気の、「明太子トースト」や「抹茶フレンチトースト」など、軽食からデザートまで幅広いメニューを揃えています。ドリンクメニューも日本風クリームソーダやカプチーノなど、台湾の気候に合わせたものがラインナップされる予定です。
上質なサービスとくつろぎの空間
店内は、木の温もりを感じるデザインと落ち着いた照明で、都会の喧騒から離れたリラックスできる空間が提供されます。また、「コンシェルジュ式サービス」によって、お客様一人ひとりに寄り添った接客が実現され、心温まる経験ができることでしょう。日本のおもてなしの精神がここでも生きており、訪れる人々に特別な体験を提供します。これを通じて、日本発の食文化を台湾の皆さんに届ける大きな一歩となることでしょう。
まとめ
この「パンとエスプレッソと」の台湾店オープンは、日本と台湾の文化を架け橋する重要なイベントです。「Together 2025」というスローガンのもと、引き続き国境を越えた文化の創造に挑戦していきます。ぜひ注目してください。
店舗概要
- - 住所: 台北市中正區寶慶路69號
- - 営業時間: 7:00〜17:30(17:00 L.O.)
- - 定休日: 日曜日
- - 電話番号: +886-2-2311-0005
運営会社は、グレイス株式会社のグループ企業で、台湾の食文化を日本に紹介する豊富な実績を持っており、2022年には観光貢献賞を受賞しています。今後も台湾の皆さんに喜ばれるものづくりを続けていくでしょう。