テックドクターが臨床研究支援に新機能を追加
株式会社テックドクター(本社:東京都中央区、代表取締役:湊 和修)は、ウェアラブルデータを活用した臨床研究支援サービス「SelfBase」に新機能を追加したと発表しました。このアップデートによって、研究参加者向けアプリが強化され、研究参加の継続率の向上、データ欠測の低減、研究運用負荷の軽減など、臨床研究における実務的な課題の解決が期待されています。新機能は2026年4月から数百名規模の臨床研究での利用が予定されています。
ウェアラブル臨床研究の重要性
近年、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを活用した臨床研究が増加しています。これにより、日常生活の中で継続的に生体データを取得することが可能になりましたが、その一方で、研究参加者の継続率が低下するなどの課題が生じています。これらの課題は、研究の品質や解析結果の信頼性に影響を与え、また研究期間の延長やコストの増加にもつながるため、参加者体験の質を向上させつつ、運営の効率化が求められています。
SelfBaseアプリの改良
今回のSelfBaseアプリのアップデートでは、以下のような機能が追加されました:
- - QRコードによるFitbit連携機能:手順が簡素化され、参加者の研究参加率向上に寄与します。
- - ePRO(電子的患者報告アウトカム)機能:参加者はアプリから簡単に日々の症状や体調を記録でき、主観データとウェアラブルデータの統合が可能になります。
- - データ取得状況の可視化機能:参加者自身がデバイスの連携状況や装着状況を確認できるため、未装着や回答漏れの早期対応が可能になります。また、今後はデータ取得が基準を下回った際に通知する機能も開発予定です。
これにより、研究参加者の負担を軽減し、研究全体の品質向上にも注力しています。
SelfBaseの多面的な支援
SelfBaseは、ウェアラブルデバイスを使用した臨床研究の設計から運用、データ解析までを一貫して支援するサービスです。その内容は多岐にわたり、具体的には以下の支援を行っています:
- - 研究テーマの探索:大規模な基準値データの活用、先行研究調査を含む。
- - 研究計画策定やプロトコルの作成、倫理審査手続きの対応。
- - デバイスの選定、端末調達、キッティング。
- - 参加者管理とデータ収集の効率化。
- - データの統合、解析、モデル構築。
- - 報告書作成や論文化の支援。
このようなサービスを通じて、企業や研究機関におけるウェアラブル臨床研究の円滑な実施をサポートし、デジタルバイオマーカーの創出にも寄与しています。
今後の展開について
今後は、参加者の状態変化を早期に把握できる閾値アラート機能やコミュニケーション機能の開発を進め、対応デバイスの拡大も視野に入れています。FitbitやApple Watchなどの一般的なデバイスに加え、Ametris社製の『ActiGraph LEAP™』への対応も順次行われる予定です。これにより、ウェアラブルデータを活用した臨床研究のさらなる普及が期待されます。
テックドクターのビジョン
テックドクターは「データで調子をよくする時代へ」をビジョンに掲げ、日常的なセンシングから得られる健康データを基に新たなデジタルバイオマーカーを開発しています。医療や製薬業界との連携を通じて、データ駆動型のAI医療を実現すべく取り組んでいます。
会社情報
- - 会社名:株式会社テックドクター
- - 所在地:東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン4階
- - 設立日:2019年6月21日
- - 代表取締役:湊 和修
- - 事業内容:ウェアラブル活用臨床研究支援サービス「SelfBase」の開発及び運用、デジタル医療ソリューションの提供
詳細な情報については、
テックドクター公式サイトをご覧ください。