「Well-beingをデザインしよう」2024年Minecraftカップ開催
2024年、Minecraftカップが「Well-beingをデザインしよう」というテーマのもと、774作品が全国および海外から集まったことが報告されています。この大会は、世界中の教育現場で活用されている「教育版マインクラフト」を用いて、未来の社会をクリエイティブに描く機会を提供します。
コンテストの背景
今年で6回目となるMinecraftカップは、16,891人の参加者がエントリーし、その中から選ばれた774作品が「17のSDGsに基づく未来」を表現しています。エントリーした子どもたちは、自らの考えをもとに、楽しく自然で安心できる生活を描く力を育てています。
9月4日から始まるオンライン投票は、Minecraftカップ会員によるもので、予選を通過した作品が地区大会に進出する仕組みです。作品に対する投票は、参加していない人でも簡単に行うことができ、広く賛同を集める機会となります。
詳細な作品の一覧は公式サイトで確認でき、投票の手順も明確に案内されています。これにより、参加者だけでなく、観覧者も大会に関与できる楽しさがあります。
まちづくり部門の進行
まちづくり部門の予選では、最大210作品が通過します。これらの作品は、Minecraftカップ会員のオンライン投票と審査委員による評価に基づいて選ばれます。その後、地区大会が10月19日から14地区で開催され、各地区ごとに専門の審査員が集まって審査します。
大会の模様はYouTubeで配信され、観客の投票も受け付けるため、一体感のあるイベントになることでしょう。結果発表は12月を予定しています。
Minecraftカップの意義
Minecraftカップは、高校生以下の若者たちが「教育版マインクラフト」を利用してスキルを磨く大会です。学びの場には地域格差が存在しますが、このコンテストは「一人ひとりの挑戦の場」を目指しています。
東京大学との共同研究によれば、大会参加者は柔軟性や新しい発想を活かす能力が向上する傾向にあることが示されています。厳しい社会で求められる協力や革新を育む環境を提供することが、Minecraftカップの大きな使命なのです。
2024年大会のテーマ
2024年度の大会テーマは「Well-beingをデザインしよう」です。「Well-being」とは、全員が安心して楽しく暮らせる状態を意味しますが、その感じ方は文化や環境によって異なります。
参加者は自らの視点から幸せとは何かを考え、「楽しい未来に向けて今できること」を模索します。このテーマを通じ、参加した子どもたちは新しいアイデアや協調性を育むことが期待されています。
応募部門
今年のMinecraftカップでは、以下の二つの部門で作品を募集します。
1.
まちづくり部門: 「未来のまちを共創しよう」というテーマに基づき、理想の生活空間を創造。
2.
たてもの部門: 大阪・関西万博に合わせた未来的なパビリオンを構想。
大会は個人参加もチーム参加も可能で、共同作業を通じて多様なスキルを身につける過程が大切にされています。
プログラムの概要や詳細は公式サイトで確認でき、2024年の予選は9月4日から行われます。
公式サイト:
Minecraftカップ公式サイト