海ノ民話アニメ化
2025-05-12 10:39:51

海ノ民話のまちプロジェクトが2025年度にアニメーション制作開始!

海ノ民話のまちプロジェクトが新たな一歩を踏み出す



日本の海と文化を結ぶ『海ノ民話のまちプロジェクト』が、2025年度に向けて新たなアニメーション制作計画を発表しました。このプロジェクトは、一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団の共同によって進められており、日本各地の無形文化財である海にまつわる民話を次世代に語り継ぐことを目指しています。

プロジェクトの背景


2018年から始まったこのプロジェクトは、海を介して人と人がつながることを重視しています。海とのつながりや地域の誇りを子どもたちに伝え、豊かな海を未来に引き継ぐという理念のもと、多様な海の民話が選ばれています。2024年度末までには92本のアニメーションが制作される予定ですが、今回の発表によって25本が新たに制作され、総数は100本を超えることになります。

アニメ制作について


制作されるアニメーションは、公式サイトやYouTubeチャンネルで公開され、全国の子どもたちに視聴される予定です。これにより、民話を通じて地域の海にまつわる物語が広まり、地域の文化が一層認識されることが期待されています。具体的には、以下の民話が2025年度に制作予定とされています。
  • - 北海道小樽市:オタモイ地蔵
  • - 青森県大間町:天妃様
  • - 山形県南陽市:大淵の怪
  • - など、全国各地からの民話が多数。

このプロジェクトは、地域と連携して、アニメ制作や情報提供を行いながら進められます。民話の選考基準には、知恵、想像力、地域性、継承性、物語性などがしっかり考慮されています。

アニメ監督について


アニメ制作を担当するのは、沼田心之介監督です。2012年にトマソンに入社し、『ふるさと再生日本の昔ばなし』などのプロジェクトで脚本や演出を手掛けてきました。彼の経験と視点が、この民話アニメーションに新しい命を吹き込むことでしょう。

地域とのつながり


さらに、このプロジェクトは地域の協力なしには成り立ちません。民話が伝承されているエリアは「海ノ民話のまち」として認定され、地域の自治体や企業、団体が参加し、アニメーションの制作や民話の普及を図ります。また、アニメーションの動画や画像は、地域のイベントや学習活動でも活用できるため、教育的な側面でも重要な役割を果たすことが期待されています。

日本財団について


日本財団の「海と日本プロジェクト」は、海の持つ意義を全国へ広めるための活動を行っています。このプロジェクトを通じて、海と人々の関係をより強固にし、未来の世代にもその大切さを伝えるための努力が続けられています。

まとめ


『海ノ民話のまちプロジェクト』は、民話を通じた地域の文化の再発見や教育的意義、国内の海とのつながりを見直す重要な取り組みです。2025年度に向けての新たなアニメーション制作は、全国各地の子どもたちにとって、海とその文化を学ぶ貴重な機会となるでしょう。今後の展開に注目が集まります!


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
ソーシャルアクションネットワーク
住所
東京都港区赤坂
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。