マコー株式会社が製造プロセスの自動化を実施
新潟県長岡市に本社を置くマコー株式会社は、ウェットブラスト装置の専門メーカーとして知られています。このたび同社は、中小企業省力化投資補助事業の一般型に応募し、ロボットを活用した作業自動化プロジェクトを採択されました。本プロジェクトにより、コア部品製造の「仕上げから検査工程」における熟練工への依存を大幅に減少させることを目指しています。
環境への配慮と経営戦略の実践
マコーは、環境負荷を低減するためにケミカルを使用しない物理的表面技術を採用したウェットブラストの装置を開発しており、その製品は主に自動車や工具、半導体業界などで広く使用されています。2027年には売上高45億円を目指す中期経営計画を実行しており、その先には100億円という更なる目標も掲げています。
製造プロセスの自動化は、同社の長期的な成長を支える基盤を構築する上で重要な戦略の一環です。特に、ウレタン部品の内製化を進めてきた同社は、品質の維持とノウハウの蓄積を重視してきましたが、徐々に熟練工の技能に依存する傾向が強まっていました。このような点を踏まえ、同社は新たな経営課題に直面しているのです。
直面する経営課題
1.
熟練工への依存の解消
ウレタン部品の加工は、熟練工の経験や勘に大きく依存しており、技術が特定の人に集中する傾向があります。これにより、作業が属人化し、効率が低下する恐れがあります。
2.
工程停止リスクへの対応
熟練工の高齢化が進む中、万が一、主力職人が欠員となった場合には、製造ラインの停止リスクが考えられます。製造業全体での人手不足も問題となっており、新しい技術者の採用や育成が難しくなっています。
3.
生産能力のボトルネック解消
熟練工への依存が続く状況では、生産能力の向上が難しく、今後の事業拡大にも支障をきたしてしまいます。
自動化への具体的な取り組み
本プロジェクトでは、AIビジョン技術とロボットを組み合わせた専用の自動化装置を導入します。この機械は、熟練工の勘や技術に依存するところを少なくしつつ、作業の標準化を図ります。自動化により、生産性が向上し、品質の安定化が期待されます。また、長期的には持続可能な生産体制の確立も目指しています。
マコー株式会社の概略
マコー株式会社は、空気と水、研磨材を投影することで表面処理を行うウェットブラスト装置を製造・販売しています。独自の技術力を活かし、さまざまなサイズの装置を提供しており、業界を問わず多くの企業に導入されています。最新技術を駆使した製品で、国内外のお客様から信頼を受けている同社は、今後も成長を続けることでしょう。
お問い合わせ情報
- - 会社名: マコー株式会社
- - 代表者: 浅井嘉久
- - 所在地: 新潟県長岡市石動町字金輪525
- - 事業内容: ウェットブラスト装置の製造・販売
- - URL: 公式サイト