未来の乗り物調査
2015-10-26 11:00:01
東京モーターショー直前!未来の乗り物の調査結果を発表
今年も東京が熱く盛り上がる季節がやってきました。自動車に関する最新情報を発表する世界最大級のイベント、「第44回東京モーターショー2015」が、2015年10月30日(金)から一般公開される予定です。これを迎えるにあたり、一般の人々が期待する未来の乗り物についての調査が実施されました。この調査では、未来の乗り物に期待する要素が、性別や世代によってどう異なるかを明らかにすることを目的としています。
調査結果の概要
まず、東京モーターショーへの期待については、男女で目立った違いが見られました。男性の38.5%は新しいテクノロジーを持つ乗り物を求めており、次いで未来的なデザインを望む声が35.3%でした。一方、女性は41.3%が環境性能の高い乗り物を最も期待しており、男性とは13.7%もの差があります。この結果から、性別によって乗り物に求める基準が大きく異なることが示されました。
さらに年代別の傾向を見ると、特に20代の男性は未来的なデザインに多く期待を寄せています。逆に、50代男性は新しいテクノロジーに最も関心を持っていることが分かりました。女性では、各世代を通じて環境性能の高い乗り物が最も多く支持されています。特に30代女性は利便性を重視しており、日常の“足”としての便利さが求められています。このことから、家族を持つ世代では、効率性や実用性が重要視されていることが伺えます。
未来を感じる三大要素
次に、乗り物に対し「未来」を感じる重要な要素として挙げられたのは、自動運転、環境配慮、浮く・飛ぶといった3つの観点です。この調査では、全体の64.6%が未来的な乗り物に乗ってみたいと回答しており、特に「自動運転」を重視する男性と「環境配慮」を重視する女性の間での明確な違いが浮き彫りになりました。
実際に、自動運転を望む声は約20%で、環境への配慮が約16%、浮遊性が約13%と続きます。男女ともにこれらの要素が共通して求められていることが見受けられます。
未来の乗り物の認識
また、回答者の約65%が「こどもの頃と比べて未来の乗り物が増えた」と感じています。この背景には、電気自動車やハイブリッド車など、環境に配慮した乗り物の登場が大きく影響しているとの意見が多く寄せられました。実際に、子供の頃に比べ、自動車社会は進化しているという認識が広がっています。
未来の乗り物のアイコン
「未来の乗り物」と聞いて多くの人が名を挙げるのが、漫画『ドラえもん』のタイムマシンや映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンです。調査によれば、約25%がドラえもんのタイムマシンを、約20%がバック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する乗り物を思い浮かべたとのことです。年代別の特徴としては、30代男性が『AKIRA』に出てくるバイクを挙げ、50代女性は『スーパージェッター』の流星号を挙げるなど、各世代に特色があります。このように、「未来の乗り物」は時代とともに人々の想像力を掻き立て、各世代ごとに異なる名作が思い起こされるのです。
今後も東京モーターショーでは、さらなる未来の乗り物の姿が公開されることでしょう。その期待がこれからどのように現実となるのか、多くの人々が注目しています。
会社情報
- 会社名
-
ヤマハ発動機株式会社
- 住所
- 静岡県磐田市新貝2500
- 電話番号
-