街の魅力をデータで引き出す!
2016年8月23日、都内のニコファーレにて、リクルートと総務省の共催による「Machi. Data. Matching.」という地方公共団体向けのシンポジウムが開催されました。このシンポジウムの目的は、オープンデータをシティプロモーションに活用するための具体的な手法や成功事例を共有し、参加者にその意義を高めることにありました。
シンポジウムの背景
近年、各地方公共団体におけるオープンデータの利活用が注目されていますが、その取組みはまだ十分とは言えません。シンポジウムでは、オープンデータを活用したシティプロモーションの実践例を示し、参加者が具体的にどのようにデータを扱うべきか理解することを目指しました。
実施概要
このシンポジウムには、東京都や茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県の54の地方公共団体から81名が参加しました。共催者である株式会社リクルートコミュニケーションズや総務省がそれぞれの専門知識を基に、データ活用の重要性や成功事例について話をしました。
プログラムの内容
- - 14:10 ~ シティプロモーションとオープンデータ
総務省の今川課長が、政府のオープンデータに関する取組みや、それが街のイメージ向上につながる理由を解説しました。
株式会社リクルート住まいカンパニーの川本執行役員が、民間企業としてのオープンデータの活用法や、「SUUMO」における実績について発表しました。
SUUMO編集長の池本氏が、住みたい街ランキングをもとに人気街の条件を分析しました。
横浜市とさいたま市の担当者が、自身の地域でのオープンデータ活用事例を報告し、取り組みの課題や目指す方向性について話しました。
株式会社パスコの北川氏が、市町村がオープンデータをどのように効率よく活用するべきか、その具体的な取り組み事例を紹介しました。
リクルートのチームが千葉市の保育データを活用し、シティプロモーションへの応用方法を解説しました。
今後の取り組み
シンポジウムに続き、リクルートと総務省は、地方公共団体向けの詳細な個別ワークショップを開催する予定であり、オープンデータの理解促進と地域の魅力向上に寄与する取り組みを進めていきます。
この initiative は、地方公共団体がその地域の特性を最大限に活かし、具体的な行動につなげる大きな一歩となるでしょう。
お問い合わせ先
詳しい情報は、リクルートコミュニケーションズの経営企画部広報グループまでご連絡ください。
リクルートコミュニケーションズ