キャスターとオルツ、LUVO設立
2024-06-27 21:30:11

キャスターとオルツ、生成AI活用リモートワーク合弁会社「LUVO」設立へ - 人材事業とAI技術で生産性向上目指す

キャスターとオルツ、生成AIでリモートワークの価値向上目指す - 合弁会社「LUVO」設立



「リモートワークを当たり前にする」をミッションとするキャスターと、AI開発に注力するオルツは、生成AIを活用した合弁会社「株式会社LUVO」を設立することで合意しました。2024年9月1日に設立予定のLUVOは、キャスターの人材事業ノウハウとオルツのAI技術を融合し、リモートワークの価値向上と労働生産性向上を目指します。

両社は、2024年5月23日に合弁事業の可能性を発表しており、今回の合弁会社設立は、その取り組みを本格化するものです。少子高齢化に伴う人手不足が深刻化する日本社会において、AI技術を活用した省力化と労働生産性向上は喫緊の課題となっています。

LUVOは、以下の3つの事業を展開することで、人手不足解消とリモートワークのさらなる発展を目指します。

1. アノテーション事業: AI学習のためのデータにタグ付けなどを行い、AI開発を支援するサービスを提供します。キャスターのリモート人材を活用し、個人データでカスタマイズ可能なAIエージェント強化基盤を提供することで、アノテーション事業を強化します。

2. AIエージェント受託開発事業: 人の代替となるAIエージェントの開発を受託します。オルツのP.A.I.(パーソナル人工知能)構想に基づき、業務の自動化や効率化を支援するAIエージェントを提供します。

3. AIエージェント派遣事業: 企業向けのAIエージェントを開発・派遣し、業務の効率化と従業員の負担軽減を支援します。

LUVOの社名は、「AIとの調和」と「人間らしい考え」を大切にするという想いを込めて名付けられました。親しみやすく記憶に残る響きを持つ「LUVO」は、コサ語で「意見」や「考え」という意味を持ち、Life(生きる)、Unique(ユニーク)、Valuable(貴重な)、Overture(序曲)といった言葉の頭文字も包含しています。

キャスターとオルツは、LUVOを通じて、AIと人間の協働による未来の働き方を創造し、人々の生活を豊かにすることを目指しています。

キャスターとオルツについて



キャスターは、2014年創業のフルリモートワーク企業です。リモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズを提供し、4,700社以上の企業にサービスを提供しています。

オルツは、2014年設立のAIベンチャー企業です。「人の非生産的労働からの解放」を目標に、P.A.I.®️(パーソナル人工知能)の研究開発やAI技術を活用したプロダクト開発を行っています。


LUVO設立の意義



LUVOの設立は、AI技術と人材事業の融合による新たなビジネスモデルを生み出す試みです。キャスターのリモートワークノウハウとオルツのAI技術を組み合わせることで、リモートワークの価値を高め、労働生産性を向上させる可能性を秘めています。

LUVOの取り組みは、人手不足解消や働き方改革の加速に貢献し、日本の社会構造を変革する可能性を秘めています。


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