インテック、Oracle Cloud VMware Solutionの運用支援を強化し、クラウド移行をサポート
TISインテックグループの株式会社インテックは、2024年7月より「Oracle Cloud Infrastructureマネージドサービス」のサポート範囲を拡張し、Oracle Cloud VMware Solutionの運用・保守サポートを追加しました。
インテックは、これまで400社を超える企業に5,000以上の仮想サーバが稼働するVMware vSphereベースのIaaSを提供してきた実績があり、その豊富な経験と専門知識を活かして、お客様の基盤運用を全面的にサポートします。
背景
2024年2月に発表されたVMware製品のライセンス体系変更により、多くの企業でライセンス費用が増加しました。そのため、VMware以外の代替製品やクラウド移行の検討が加速しており、移行先の候補としてOracle Cloud VMware Solutionが注目されています。
Oracle Cloud VMware Solution と Oracle Cloud Infrastructure
Oracle Cloud VMware Solutionは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上でVMware vSphere環境をオンプレミスと同様に利用できるソリューションです。既存のVMwareシステム環境の変更を最小限に抑え、移行コストを削減できます。
一方で、基幹システムではOracle Databaseが多く利用されており、ライセンスコンプライアンスをクリアしたクラウドが求められています。OCIは、Oracle Databaseとの親和性が高く、Oracle Cloud VMware Solutionとの併用も可能です。そのため、オンプレミスでVMware vSphereとOracle Databaseを使用している環境の移行先として最適な選択肢と言えます。
インテックのサポートによるお客様へのメリット
Oracle Cloud VMware Solutionは、高い自由度を持つ反面、VMware基盤全体の運用管理に専門的な知識が必要となります。インテックがお客様に代わって運用管理を行うことで、お客様は運用要員を確保する必要がなくなり、障害発生時の対応や日常的な運用作業をインテックに任せることができます。
さらに、ミッションクリティカルな大規模IaaSの移行実績を持つインテックのエンジニアが、クラウド移行のアセスメントから導入、運用まで一気通貫でサポートするため、安心してクラウド移行を完了させることができます。
今後の展開
インテックは、Oracle Databaseを含むミッションクリティカルなシステム移行を安全かつ短期間で行う「Oracle Zero Downtime Migration」を利用し、OCIへのデータ移行時の停止時間を限りなくゼロに近づける仕組みの提供を予定しています。
まとめ
インテックの「Oracle Cloud Infrastructureマネージドサービス」は、Oracle Cloud VMware Solutionの運用支援を強化することで、お客様のクラウド移行をスムーズに進めるための強力なサポートを提供します。VMware vSphere基盤の専門知識を持つインテックの経験とノウハウを活かし、安心してクラウド環境に移行できます。