再生可能エネルギーへの投資
2025-05-26 11:42:00

Cook Medicalがアイルランドで再生可能エネルギーへ300万ユーロの投資を決定

Cook Medicalが再生可能エネルギーに300万ユーロを投資



アイルランド政府産業開発庁と医療機器メーカーのCook Medicalが、再生可能エネルギーおよび省エネ技術へ向けて300万ユーロ(約4.9億円)を投資することを発表しました。このプロジェクトは、アイルランド政府の支援を受けており、同社の拠点があるリムリックで計画されています。

プロジェクトの概要



今回の投資により、Cook Medicalはリムリックにおいて、出力1メガワットの地上設置型太陽光発電システムを導入し、既存の冷却装置をアップグレードする1.2メガワットのヒートポンプも設置する予定です。また、電子制御ファンの改善や、新たなエネルギー管理システムの導入も含まれます。この取り組みは、同社が掲げるカーボン排出削減目標の実現に向けた一環として位置づけられています。

Cook Medicalは、この投資によりキャッスルトロイ施設の運用効率を向上させ、最終的には約50%の二酸化炭素排出量を削減することを目指しています。具体的には、年間最大269トンの二酸化炭素を削減し、25年間で合計6,725トンの削減が見込まれています。さらに、今後追加でグリーンエネルギー技術を導入することで、アイルランド拠点での二酸化炭素排出量は60%まで削減されるでしょう。

政府の期待とコメント



アイルランド政府の企業・観光・雇用大臣Peter Burke氏は、「Cook Medicalはアイルランドで約30年の間事業を展開しており、今回の投資は前向きなニュースです。カーボン排出量の50%削減は、2030年までにアイルランド全体の排出量を半減する目標に貢献します」と述べ、同社の持続可能性への取り組みを高く評価しました。

Cook Medicalのヨーロッパ地域エグゼクティブ・バイスプレジデント、Bill Doherty氏も「我々は持続可能な選択を行い、環境への影響を低減することに取り組んでいます」と述べ、太陽光パネルの導入によって効率性を高めカーボンフットプリントを削減する意義を強調しました。

生物多様性の維持



同社は生物多様性の保全にも注力しており、工事対象エリア内では在来の野花の種の再播種や、歩行路や野生動物のためのスペースを維持するプランもあります。これにより、地域の生態系への配慮を示しています。

期待される成果と今後の展開



アイルランド政府産業開発庁のMichael Lohan長官は、このプロジェクトがCook Medicalのアイルランド拠点を模範的な存在にし、エネルギー管理システムの専門知識を提供する重要な拠点として位置付けられることを期待しています。

加えて、Cook Medical Irelandでは、年間の電力購入量を19%削減し、その分の電力を電力網に還元する見込みです。また、ヒートポンプによって年間の天然ガス使用量が70%も削減される予定です。

プロジェクトの進行に際しては、リムリック市・郡議会に開発許可申請が提出されており、承認され次第直ちに建設を開始する方針です。

日本副代表のRobert Nestor氏は、「Cook Medical Irelandは約1000人の従業員を擁し、リムリックの柔軟で適応力のある労働力を提供し続けている」と述べ、地域と企業の密接な関係を強調しました。新技術や環境に配慮した技術を採用することで、Cook Medicalは今後も持続可能性の向上を図っています。


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会社情報

会社名
アイルランド政府産業開発庁
住所
東京 都千代田区麹町2-10-7アイルランドハウス2F
電話番号

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