川西市で開催された第44回川西一庫ダム周遊里山ファンランの魅力

第44回川西一庫ダム周遊里山ファンランが大盛況

令和7年11月16日、秋晴れの川西市で待望の「第44回川西一庫ダム周遊里山ファンラン」が開催されました。このイベントは、昭和57年に一庫ダムが完成したことを記念して始まった伝統あるファンランで、今年で44回目を迎えました。主催は川西一庫ダム周遊里山ファンラン実行委員会と川西市で、協力を受ける形で市陸上競技会や川西市教育委員会、独立行政法人水資源機構など、多くの団体が関わっています。

当日は朝9時30分に号砲が鳴り響き、先陣を切ったのは10km部のランナーたち。その後、2kmペア部、5km部、そして3km部と順次スタートしていきました。

参加者は家族や友達、仲間同士で手をつないで走ったり、美しい里山の風景をカメラに収めたりしながら、楽しい時間を過ごしました。特に仮装で参加するランナーには沿道からの応援が絶えず、参加者たちにとってまさに思い出に残る瞬間が数多く用意されていました。

女子10km部の優勝者の感想

女子10km部の優勝者は、「家族みんなで参加できてとても楽しかったです！　今日の天候もバッチリで、やっぱり紅葉が綺麗でした。前回は3位だったので、まさか1位になれるとは思いませんでした」と笑顔で振り返りました。このように、参加者全員がそれぞれの思い出を胸に抱え、楽しく走りぬけた一日となりました。

このファンランは地域の活性化としても大きな意義を持つだけでなく、住民や観光客が色々な形で身体を動かして楽しむことができるイベントであることを改めて実感しました。ランナーたちが里山の自然とふれあいながら、また、地元の人々が応援を通じて絆を深められるのは、地域の皆さんの協力の賜物です。

初めて参加したという方も、常連の方も、ぜひ来年も参加して一緒にこの素晴らしい経験を分かち合いたいものです。今年も多くの思い出が生まれ、来年の開催が待ち遠しいです。