ザンビアでチャリティ柔道大会
2025-05-27 12:02:17

柔道で未来を拓く!ザンビアの難民キャンプに希望を届けるチャリティ大会

ザンビア共和国のメヘバ難民キャンプで、2025年6月20日、国連が定める「世界難民の日」のイベント内で開催される「中村美里杯」について、今回ご紹介します。この取り組みは、認定NPO法人グッドライフが中心となり、アフリカでの柔道普及を目指すものであり、特に難民の子供たちへの支援を行っています。

当日は、約100着の柔道着が寄付され、ザンビアでは初となる日本人メダリストの名を冠した大会が行われる予定です。多くの柔道家の協力を得て制作された告知動画も公開されています。このイベントにおける寄付の柔道着は、日本国内で中学校の武道教科で使われたものが多く、講道館やNPO法人JUDOsの協力により集められました。

ザンビアにおける柔道の重要性



ザンビアはアフリカの中でも特に柔道が盛んな国であり、柔道家としての技術を磨くことで、軍や警察への就職にも繋がります。これにより、子供たちが自立するための手段を得ることができるため、柔道人気が高まっています。しかし、難民キャンプにいる子供たちは、十分な環境や道具にアクセスできず、その才能を活かすことが難しい現状があります。

私たちはスポーツを通して、彼らに笑顔と希望を届け、自立へと導く活動を続けています。大会を通じて日本とザンビアの繋がりを深め、持続可能な支援関係の構築を目指しています。

イベントの詳細



イベントのスケジュールは以下の通りです。
  • - 6月18日:ルサカにて柔道ワークショップを実施。日本のトップ柔道家が現地指導者や選手を対象に特別稽古を行います。
  • - 6月20日:世界難民の日・柔道着寄付セレモニーとして、約5000人規模の式典で寄付された柔道着の贈呈が行われます。
  • - 6月21日:中村美里杯がメヘバ難民キャンプ内で開催され、特別ゲストとして中村美里さんが参加予定です。

世界難民の日とは



毎年6月20日は国連が定めた「世界難民の日」です。この日は、全世界で難民の状況や彼らを支援する活動が行われ、特にアフリカでは大切な日として認知されています。昨年もザンビアのメヘバ難民キャンプでイベントが行われ、3000人が参加し賑わいを見せました。

子供たちへの支援



イベントでは多くの子供たちが柔道着を常に着用できていないことが課題として浮かび上がっています。帯が無かったり、破れた道着を使っていたりする子供たちが多く、過去の支援だけでは問題が解決されないことを私たちは理解しています。継続的な支援と、より良い技術やメンタル面での支援が必要です。

井上康生選手からの応援



今回のプロジェクトには、シドニーオリンピック金メダリストで東京オリンピックの男子柔道監督も務めた井上康生選手が関与しています。彼が理事を務めるNPO法人JUDOsの協力を得て、ザンビアの柔道普及に向けた活動が進められています。

このように、ザンビアにおける柔道の普及活動は、単なるスポーツの枠を超え、未来の自立への道を開くきっかけとなります。私たちの活動を通じて、子供たちに夢を与え、希望を持って生きていく手助けをしていきたいと考えています。


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会社情報

会社名
NPO法人グッドライフ
住所
大阪府四條畷市南野6-10-11
電話番号
090-4296-7421

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