がん治療を支える食事の工夫とは
医療法人医誠会は、2025年7月22日(火)に大阪市北区にあるi-Mall内のヘルシーカフェ「さくらテラス」で、第210回ホロニクス公開医学講座を開催します。本講座のテーマは『あなたの力になる食事とはがん治療を支える食事の工夫』です。がん患者やその家族、地域の皆様への支援を目的としているこの講座は、参加者が多くの学びを得る貴重な機会となります。
講座の詳細
このイベントは医誠会国際総合病院のがん患者会「さくらサロン」に関連しており、がんと闘っている患者さんやその関係者にとって重要な情報を提供します。講座は午後2時からスタートし、40分間行われます。その後、自由に質問ができる質疑応答の時間や、講師や他の参加者と交流できる機会が設けられています。
食事がもたらす影響
がん治療においては、「がん悪液質」と呼ばれる体重減少や筋肉量の減少が問題となります。これにより、治療への影響が出てくるため、根本的な栄養管理が非常に重要です。本講座では、がん悪液質が何であるかを解説し、その予防や進行を遅らせるための食事における工夫について学びます。患者本人だけでなく、家族や支援者も取り組むべき内容です。
講師の紹介
この講座の講師は、医誠会国際総合病院で栄養管理を担当している岸本理沙管理栄養士です。彼女は、がん患者が元気に生活するための食事の重要性を深く理解しており、参加者へ有益な情報を提供することが期待されます。
参加のしやすさ
参加は予約不要で、どなたでも直接会場に足を運ぶことで参加可能です。また、確実に席を確保したい方は、事前登録が推奨されています。会場では、飲み物を片手に他の参加者と自由に情報を交換しながら、医療スタッフとも意見交換を行うことができます。
がん患者支援の取り組み
医誠会国際総合病院では、がん患者さんを支えるための多様な取り組みを行っています。がん相談支援センターを設置し、がん情報の冊子提供や相談窓口を用意することで、安心して相談できる環境を整っています。また、定期的に開催される「さくらサロン」では、患者同士の交流や情報共有が行われ、さらなる支援が進められています。
医療法人医誠会について
医療法人医誠会は1979年に設立され、大阪を中心に多くの病院や介護施設を運営しています。医誠会国際総合病院は、低侵襲治療や医療DXを推進し、地域医療への貢献を目指しています。施策の中には、放射線治療や化学療法を受ける患者さんへの無料送迎サービスも含まれており、より多くの患者さんが治療を受けやすい環境を整えています。
この講座は、がん治療における食事の重要性を再認識するチャンスであり、多くの方にとって有意義な内容が提供されることでしょう。がんを通じた新たな生活へのヒントが得られる、貴重な機会となります。ぜひご参加をお待ちしております。