クエストリーの挑戦
2025-06-20 10:43:43

株式会社クエストリー、プロデューサーと共に新たな金融モデルを構築

株式会社クエストリーが新たな金融の枠組みを構築



2023年10月、株式会社クエストリーが東京都目黒区に拠点を置き、プレシリーズA前半の資金調達ラウンドにおいて2.6億円の資金を獲得したことを発表しました。これに参加したのは、Brand New Retail Initiative Fund、Blizzard the Avalanche Fund、TIS株式会社などの著名な投資機関です。

資金調達の背景とクエストリーのビジョン


クエストリーは「日本のコンテンツを金融の力で世界一に」というビジョンを掲げ、コンテンツ産業の資金調達における課題に対処し、新たな直接金融のエコシステムを構築することを目指しています。この新たな金融モデルは、エンターテインメントに特化したものとして、専門的なプロデューサーやクリエイターとの連携を通じて実現します。彼らは企画の初期段階から深く関与することで、魅力的なコンテンツを創出し、その収益を最大化させることを目指しています。

ブロックチェーン技術の活用


さらに、クエストリーはブロックチェーン技術を活用し、グローバル市場からの投資を促進する手法の導入も検討しています。この先進的な技術を活用することで、かつてはアクセスが難しかった海外の投資家層からも透明で効率的に資金を調達できる環境を整備する計画です。この取り組みは、日本発のコンテンツが国際市場で競争力を高めるためには欠かせない要素となるでしょう。

資金の利用目的


今回の資金調達で集まった2.6億円は、主に以下の用途に充当される予定です。
1. コンテンツ事業の強化: 原作許諾や事業運営の強化を通じて、グローバル展開を目指します。
2. デジタル金融事業の基盤強化: 第一種金融商品取引業の取得や、コンテンツファイナンスの設計、ファンドの構成を行います。

投資家の見解


この資金調達に参加した投資家からは、クエストリーの大きなビジョンに共鳴するコメントが寄せられています。Brand New Retail Initiative Fundの池浩太郎氏は、コンテンツ産業の持続的な発展を支える新たな直接金融の仕組みに魅力を感じ、クエストリーの挑戦を全面的に支えると語っています。また、Avalanche FundのLydia Chiu氏も、クエストリーが日本のコンテンツと新世代の投資家を結ぶ重要な架け橋を築いていると称賛しています。TIS株式会社の武石直紀氏は、幅広い投資家が制作現場へ直接資金を届けられる新たな方法が、国内コンテンツ産業の課題解決に寄与すると期待しています。

クエストリーとの連携を拓くパートナー達


これらの投資家たちは、クエストリーが新たな資金調達の枠組みを確立することで日本のコンテンツ産業が長期的に持続可能な発展を遂げると信じています。また、技術の面でも、TISの提供するセキュリティトークン管理プラットフォーム「STLINK」を利用し、革新的な資金調達手法を実現しようとしています。これにより、多くの優れたクリエイターたちが新たな作品を生むための資金を得ることができるようになります。

まとめ


株式会社クエストリーは、金融という視点から日本のコンテンツの可能性を引き出し、国際的な競争力を高めることを目指しています。彼らのビジョンと次世代投資家層との連携が実現することによって、日本のコンテンツ業界が更なる発展を遂げることに期待が寄せられます。今後も注目の企業として、クエストリーの動向を見守りたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社クエストリー
住所
東京都目黒区青葉台3-15-17 FARO中目黒1階
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。