株式会社ワールドが推進する「エコロモ」キャンペーン
2023年7月4日、神戸市役所にて、株式会社ワールドと神戸市経済観光局が共同で展開した「ワールド エコロモ キャンペーン×神戸市SDGs」が成功を収め、収益金が神戸市児童養護施設連盟に寄付される贈呈式が行われました。
このキャンペーンは、持続可能な開発目標(SDGs)を達成するための取り組みとして、神戸市内の地下鉄駅の13カ所に設置された「エコロモ 回収ボックス」を通じて行われました。期間は2025年1月10日から3月28日までの78日間で、市民の協力により合計27,051枚の衣料品が回収されました。回収された衣料品のリユース・リサイクルにより得られた収益441,819円は、神戸市の子どもたちの支援のために寄付されています。
キャンペーンの目的と意義
「エコロモ」という言葉は、「エコロジー」と「衣(コロモ)」を組み合わせた株式会社ワールド独自の造語です。このプロジェクトは、不要になった洋服がまだ価値がある場合、それを必要とする人々に届けるという理念の下、2009年からスタートしました。この活動を通じて、多くの衣料品がリサイクルされ、環境保護だけでなく、地域社会への貢献も図られています。これまでに累計で1,861万点以上の衣料品が回収され、その収益金が支援を必要とする子どもたちの未来を支えるために寄付されています。
地域社会との繋がり
キャンペーンに参加した市民は、神戸市営地下鉄の利用を通じて、衣料品の回収に積極的に協力しました。また、この取り組みは神戸市だけでなく広域からの参加も促し、さまざまな方々に情報が知れ渡るきっかけともなりました。
「エコロモ 回収ボックス」が設置された地下鉄駅では、収集のデモンストレーションも行われ、地域の方々がこの活動にどのように貢献できるかを具体的に体感できる機会も提供されました。市営地下鉄駅の利用者にとって、身近な場所で環境問題に取り組むことができる意義深い試みです。
藤本市長の意気込み
神戸市の市長もこのキャンペーンを支持し、「地域の皆に愛され、未来へ向けた持続可能な社会を築くために、市民と共に取り組んでいきたい」とコメントしています。この活動は、神戸市のSDGs推進施策の一環としても位置づけられ、市民の意識を高める有意義な試みとして評価されています。
今後も株式会社ワールドと神戸市は、協力し合い、地域社会に役立つさまざまなプロジェクトを展開していくことが期待されます。本キャンペーンによる寄付が、これからも神戸市の子どもたちの未来に明るい光をもたらします。*
このように「ワールド エコロモ キャンペーン×神戸市SDGs」は、環境保護と社会貢献を同時に推進する素晴らしい企画であり、今後の活動にも期待が寄せられています。参加した市民の皆さんも、次回のキャンペーンにぜひご参加いただき、持続可能な社会づくりに貢献してください。