私募ファンド調査結果
2025-03-05 10:34:36

2024年度下期 私募ファンド調査結果が明らかに!不動産投資の新たなトレンド

不動産資産運用の未来を占う



2024年度下期の私募ファンド調査が、三菱UFJ信託銀行から発表されました。本調査は2025年1月末時点で、33社の不動産アセットマネジメント会社(AM会社)からの回答をもとに実施され、回答率は50%となりました。

調査の結果、金融機関のレンダーによる融資姿勢がポジティブであることが示されました。今回の調査では、良好な姿勢が変わらない、または少し改善していると回答した割合が前回の87.9%から93.9%へ上昇しています。このことは、今後の不動産投資市場に期待が持てることを示唆しています。

投資家の意欲に変化



エクイティ投資家による投資意欲についても興味深い変化が見られました。国内投資家の「強い・やや強い」と考える割合は若干の減少を示し、60.4%から56.3%へと後退。しかし海外投資家に関しては、同じ指標が39.7%から46.6%と上昇しています。このことから、海外からの資本流入が見込まれる一方で、国内投資家は慎重な態度を取っていると考えられます。

不動産市場の変化



調査の中で、不動産投資市場における今後の主な変化として、都心部への投資集中やアセットタイプの拡大が挙げられました。投資機会を増やして利回りを確保する意欲がある一方で、金利上昇の影響で保守的なエリア選定が進んでいる様子も見受けられます。また、利回りの上昇が大幅に増加しており、これはローン調達金利の上昇に起因するものと考えられています。

未来への視点



これらの調査結果を通じて、今後の不動産市場での戦略が見えてきます。ポジティブな融資姿勢を背景に、投資家は都心部への投資を強化し、様々なアセットタイプにシフトする可能性があります。これにより、低い利回り環境から脱却し、新しい経済の枠組みの中での投資が進むことでしょう。

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三菱UFJ信託銀行不動産コンサルティング部
業務企画G 舩窪芳和
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会社名
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住所
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