株式会社オルツ、次世代AI技術に挑戦
株式会社オルツは、経済産業省およびNEDOが推進する国内生成AIの開発能力を強化するプロジェクト「GENIAC」に採択されました。この取り組みでは、2030年までにパーソナルAI技術を活用し、5000万人分の労働力を補完することを目指しています。
オルツが開発するパーソナルAIには、非常に高い情報処理能力が求められます。人間のように情況に応じた情報の収集や応答の作成ができることが特に強調されています。具体的には、リアルタイムでの情報応答が可能な、未学習状態でも即座に情報を反映できる高いRAG(Retrieve and Generate)性能が重要です。
このプロジェクトの一環として、オルツは70Bモデルの構築に着手し、指示データ及びRAGデータの強化に努力しています。この結果、オルツは業界の先端を行くGPT-4oと同等以上の応答精度を目指します。
GENIACプロジェクトの目的
「GENIAC」は、生成AI技術の基幹となるモデルの開発を支援することを目的としており、経済産業省とNEDOが協力して取り組んでいます。このプログラムでは、計算資源の提供や、データ・AI技術の実用化に向けた調査支援が行われています。2024年10月の第2期採択において、オルツの提案した「日本語言語処理技術の最高性能を追求した研究」が正式に選定されました。
オルツの目指す「パーソナルAI」の実現は、人々の生活に大きな変革をもたらすと期待されています。数年以内に、AIがもっと自然に私たちの日常に溶け込み、仕事や生活のさまざまなシーンで活躍する姿が見られるかもしれません。
企業の社会的責任と採用情報
オルツは、すべての従業員が成長できる職場環境の実現にも積極的です。多様性を重視し、地域や人種、性別、年齢に関係なく能力を発揮できる場を提供しています。現在、さまざまな職種で人材を募集しており、興味のある方はぜひ採用サイトを訪れてみると良いでしょう。
株式会社オルツの概要
2014年に設立されたオルツは、「P.A.I.」(パーソナル人工知能)技術を駆使し、人々を非生産的な労働から解放することを目指しています。AIの対話エンジン技術を生かして開発した「AI GIJIROKU」を中心に、コミュニケーションのインテリジェンス向上を図る様々な製品、例えば「altBRAIN」や「AIコールセンター」なども展開しています。
心新たにAI開発に取り組むオルツの行く先には、さらに多くの可能性が広がっています。今後のアプローチや技術革新に注目が集まります。
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