パナソニックのジアイーノがHACCP国際認証を取得
パナソニック株式会社の空質空調社は、次亜塩素酸を用いた空間除菌脱臭機「ジアイーノ」が、2024年10月17日にHACCP International認証を取得したことを発表しました。この認証は、食品関連の機器やサービスに対する安全性を示すもので、特に食品産業においての衛生基準を満たすことが求められています。
HACCPとは何か
HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは、食品の安全を確立するための衛生管理手法で、2021年6月から原則すべての食品関連事業者に義務化されています。具体的には、原材料の入荷から製造、出荷に至るまでの各工程の安全を管理し、問題が発生するリスクを未然に防ぐことを目的としています。この国際的に認知された手法に基づくHACCP International認証は、オーストラリアのHACCP International社が審査を行い、安全基準を満たした企業に与えられます。
ジアイーノの特長
ジアイーノは、単一の機器で「除菌」「脱臭」「集じん」「加湿」を行うことができる万能型の空間除菌脱臭機です。日本国内はもちろん、中国やマレーシアなどを含む合計9カ国での展開が行われており、その性能は医療や介護、教育、宿泊業、ペット関連施設など、さまざまな分野で広く評価されています。特に今回の認証取得にあたる機器は、据置きタイプと天井設置型の合計27品番に及びます。
今後の展望
パナソニックは、今後も次亜塩素酸技術を活用し、より安全で快適な空間環境の実現に寄与する商品やサービスの開発を進めていくとしています。また、食品産業における衛生管理の強化に貢献するための提案も積極的に行い、食品製造現場での新たな基準を確立していく方針です。
まとめ
このように、ジアイーノのHACCP国際認証の取得は、単に製品の品質を保証するだけでなく、食品業界全体に対する衛生意識の高まりにも寄与する重要なステップです。今後も、パナソニックがどのような新たな技術やサービスを提供していくのかに、注目が集まります。詳しい内容については、
プレスリリースをご覧ください。