北海道札幌市にある株式会社GSIは、JAPAN AX PROJECT株式会社が推進する新たなアートプロジェクト「SAPPORO XMURAL」に協賛し、オフィシャルスポンサーとして参画しました。このプロジェクトは、2024年9月4日から9月24日までの間に札幌駅の再開発エリアに設置された仮囲いにて、日本最大級の約100メートルにわたる壁画アートを制作するものです。
株式会社GSIの代表取締役社長である小沢隆徳氏は、このプロジェクトに参加する意義について触れています。同社は札幌を中心に展開している企業であり、地域のアート活動の重要性を深く理解しています。市がアートを通じて独自の魅力を引き出し、地域の人々や観光客に新たな価値を提供する姿勢に感銘を受けています。アートは地域に活気をもたらし、創造的な環境を育む重要な要素であるとの考えを持ち、今後も全力で支援を続ける意向を示しています。
「SAPPORO XMURAL」では、国内外で活躍する4名のミューラルアーティストを招き、約3週間をかけて壁画を制作します。また、プロジェクトの実施にあたっては、公共性の高い場所での制作を行うため、安心安全な環境を確保するためにスポンサーを募る必要がありました。
制作される壁画は、札幌駅南口横に設置される93.2メートルの仮囲いを舞台にします。その内訳は、南面(75.7m)、東面と南面を繋ぐ角面(7.8m)、及び東面の一部(9.7m)となっており、特に西面と南面をつなぐ角面にはスポンサー名や企画サインの設置が予定されています。この壁画は、2024年9月24日から2026年春頃まで掲示される予定です。
また、制作テーマには第2次札幌市まちづくり戦略ビジョンが掲げる「ひと」「ゆき」「みどり」の要素が含まれています。これは、持続可能な世の中を目指し、豊かな暮らしと新たな価値の創造を促進するものです。
今回の「SAPPORO XMURAL」プロジェクトは、札幌市がアートを中心に地域の特性を活かして発信していくための新たな一歩となります。市民や観光客にとっても、アートを通じて新たな発見や感動を提供することが期待されています。これからも札幌のアートシーンの活性化に寄与し、地域の魅力を一層引き立てていくことでしょう。アートを通じた地域の発展は、私たちの生活をより豊かにする重要な役割を果たしています。