持続可能な水インフラ
2025-12-19 10:35:28

香川県の森清掃社が挑む持続可能な水インフラ事業とは

香川県の水環境を守る森清掃社の革新



香川県琴平町で80年前に創業された有限会社森清掃社は、地域の水環境を守るため、様々な事業を展開しています。そこで、県内初となるソニー銀行の投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」を利用して、新しいファンドが募集されることになりました。このファンドは、持続可能な水インフラ維持のための取り組みを支援するものです。

背景と水インフラの課題



近年、全国各地で老朽化した下水道が原因での道路陥没事故が問題視されており、今後30年間で下水道の維持や更新に約38兆円が必要とされています。そこで、複数の自治体が浄化槽への転換を進める中、浄化槽の管理士の不足と高齢化が課題となっています。

森清掃社はこれらの問題に対処すべく、大阪大学発のスタートアップと連携し、世界初の浄化槽内の汚物量を自動測定するセンサーを開発しました。この革新的な技術により、浄化槽管理士の現場負担が大幅に軽減される見込みです。

新たな技術の導入



開発された遠隔監視システムは、浄化槽内の汚物量をリアルタイムで把握できるもので、業務効率化を図ることが可能です。このシステムにより、水質の維持や地域の水環境への貢献がさらに促進されるでしょう。さらに、今後はAIやIoTを駆使した浄化槽管理の完全自動化を目指しているとのことです。

持続可能性と未来への vision



森清掃社の取り組みは、国内の水インフラ業界の課題解決にとどまらず、将来的に海外の新興国への技術移転を視野に入れています。これにより、世界的な水インフラ問題の解決や環境保護にも寄与し、持続可能な社会の実現を目指しています。

ファン募集中



今回のファンドは、1口10,000円から出資可能で、目標募集金額は5,000,000円。ソニー銀行は、社会的な課題解決を目指す企業と投資家を繋ぐプラットフォームを提供し、より持続可能な社会の構築に寄与することを目指しています。

香川県から世界へ、森清掃社の挑戦は、持続可能な未来を切り開く重要な一歩です。地域の水環境を守るだけでなく、世界の水インフラの改善に向けても貢献することを期待したいですね。


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会社情報

会社名
ソニー銀行株式会社
住所
東京都千代田区内幸町2-1-6
電話番号

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