Animoca Brands日本進出
2022-02-15 12:00:05
Animoca Brandsが日本に進出、11億円でWeb3.0時代へシフトする子会社設立
Animoca Brandsの日本進出
2023年、グローバルで活躍する香港のWeb3.0企業、Animoca Brandsが日本に新たな戦略的子会社「Animoca Brands KK」を設立しました。この新しい拠点は、約11億円のシードラウンド資金調達を経て、日本国内外の知的財産(IP)やコンテンツホルダーとの連携を強化することを目的としています。
日本の知財とコンテンツの活用
Animoca Brands KKの設立趣旨は、日本の著名な出版社やブランド、スポーツ団体、アスリート、アーティスト、ゲーム会社といった多種多様なIPホルダーが、グローバルにファンコミュニティを形成するためのサポートです。具体的には、ブロックチェーン技術を駆使したプラットフォームを展開し、IPホルダーが自らNFTやトークンを発行できる環境を整備します。
このようにして彼らは、ファンとの強固なコミュニティの構築を促進し、持続可能なビジネスモデルを創出する計画です。特に、日本は質の高い知財やコンテンツが豊富であるため、Animoca Brandsはこの市場に大きな期待を寄せています。これに伴い、国内のメタバースやNFT関連事業が急増しており、国内企業もその波に乗り始めています。
グローバルな視点
Animoca Brandsが日本に進出する背景には、国内での市場規模の成長が影響しています。しかしながら、国内企業は時としてグローバルなプラットフォームから取り残されることもあります。そのため、Animoca Brands KKは、国際的なパートナーと協力して、業界のリーダーシップを発揮しながら、日本のIPホルダーが世界市場で成功を収めることを目指しています。
特に、福岡市に進出準備会社を設立し、2021年には大手企業からの出資を獲得したことは、今後の事業展開において大きなプラス要因となるでしょう。その後、東京都港区を拠点に移転し、さらなる事業拡大に注力しています。
Animoca Brandsの魅力的なポートフォリオ
Animoca Brandsの親会社であるAnimoca Brands Corporation Limitedは、150以上のメタバースやNFT関連企業とプロジェクトに投資しており、300を超える人気グローバルブランドとも連携しています。また、Axie InfinityやOpenSeaなどのプロジェクトとも深い関係を持ち、NFTを活用したブロックチェーンゲームやメタバースのエコシステムを構築しています。2022年には約410億円の資金調達を成功させ、企業の評価額は約5700億円に達しました。
Eシンボルとしての役割
新たに選任された代表取締役の谷元樹氏は、日本の文化やコンテンツを国際的な舞台で発信する意義を強調しています。彼は、日本の漫画やアニメ、ゲーム、アートなどが世界中で愛されていることを踏まえ、日本のIPと世界のファンをつなぐ重要な役割をAnimoca Brands KKが担うと語っています。
まとめ
Animoca Brands KKの設立は、日本の知財やコンテンツがWeb3.0の息吹を受けて新たな展開を見せる絶好の機会です。これからの時代において、日本の文化がグローバルに羽ばたくための環境が整いつつあります。この動きにより、国内のクリエイターやビジネスが国際市場で繁栄することに期待が寄せられています。アニモカブランドが築く新しいエコシステムの中で、日本のコンテンツがどのように成長していくのか、今後の動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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Animoca Brands 株式会社
- 住所
- 東京都港区北青山3丁目13-7H-CUBE KITAAOYAMA
- 電話番号
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