ベスタスが東京で「サプライヤーデー」イベント開催! 持続可能な風力発電に向けた協業強化
世界をリードする持続可能なエネルギーソリューション企業であるベスタスは、2024年7月3日、東京のデンマーク大使公邸にて「ベスタスサプライヤーデー」イベントを開催しました。
このイベントには、約20社の日本の既存・新規サプライヤーが参加し、ピーター・タクソ-イェンセン駐日デンマーク王国大使をホストに迎え、持続可能で強靭な風力サプライチェーン構築に向けた取り組みについて話し合われました。
イベントは、イェンセン大使からの日本とデンマークの産業界のコラボレーションを歓迎するメッセージで始まりました。その後、ベスタスからサプライヤーに向けて、今後日本とアジアで拡大していく洋上風力発電において、メーカーとサプライヤーに求められる安全と品質の基準、そして同地域におけるベスタスの取り組みについて説明が行われました。
ベスタスのシニアバイスプレジデント、ベスタスマニュファクチュアリングのマイケル・ロイ・バルバースは、洋上風力発電の世界的な拡大に伴い、グローバルとリージョナルの適切なバランスで最適なサプライチェーンを構築することが重要であると強調しました。そのため、ベスタスはグローバルおよびリージョナルのサプライヤーとの連携強化に力を入れており、日本の卓越した製造業の基盤に期待を寄せています。
ベスタスのバイスプレジデント、APAC調達ヘッドのラファエル・フオは、日本とアジアでの洋上風力発電の大規模導入に向けて、持続可能で強靭な風力サプライチェーン構築には、日本のサプライヤーとの協力が不可欠であると述べました。既存の関係強化と新たな企業の参画によって、ベスタスの成長と業界の発展を促進し、洋上風力発電の円滑な導入を実現していくことを目指しています。
イベントに参加したサプライヤー各社からは、風力発電業界への期待と高い意気込みが表明されました。
三菱電機株式会社の伊藤聖和氏は、ベスタスのグローバルサプライヤーとして、風力サプライチェーンの構築を支援し、風力発電の一翼を担うことで、再生可能エネルギーの普及と社会全体の脱炭素化に貢献していくと述べました。
株式会社駒井ハルテックの駒井恵美氏は、NEDOグリーンイノベーション基金事業に採択され、洋上風車用タワー生産技術の開発に着手したことを明らかにしました。研究開発実証を完了させ、高い生産性を確立することで、ベスタスのサプライヤーとして日本のプロジェクトに貢献していく意欲を示しました。
株式会社タダノの氏家俊明氏は、ベスタスから同社のクレーン技術と製品が高く評価されたことを喜び、2050年カーボンネットゼロを目指し、幅広い製品ラインナップで風力発電の社会普及に貢献したいと述べました。建設用クレーンで培ってきた安全・品質・効率を兼ね備えた製品を提供し、ベスタスとのパートナーシップで風力発電の未来を築いていきたいと考えています。
ベスタスは日本において、1993年に最初の風力発電機を納入して以来、1.5GWを超える風力発電機を設置してきました。業界をリードする風力発電ソリューションとサプライヤー各社とのコラボレーションを通じて、日本の脱炭素目標達成に積極的に貢献していく予定です。