碁石埼灯台を中心にした総合学習の実施
2026年1月23日、大船渡市の末崎小学校の3・4年生を対象に「碁石埼灯台✕郷土の偉人✕漁業の礎」から学ぶ体験型総合学習が開催されました。本イベントは碁石埼灯台利活用コンソーシアムが主催し、日本財団が支援する「海と日本プロジェクト」の一環として行われました。
この学習のメインテーマは、地域の歴史や灯台の役割、さらには漁業の発展の歴史です。子どもたちが直接体験することで、ふるさとの海について理解を深めることを目的としています。
イベントの概要とプログラム
イベントでは、まず碁石埼灯台の歴史について座学形式での講和が行われました。釜石海上保安部からの講師が、灯台が船舶の航行の安全を守る役割を果たしていることについてわかりやすく説明し、参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
その後、碁石海岸散策路を通ってのガイドウォークが行われ、自然の美しさや海と人間の関わりについて学びました。この道中で、地域の地形名やその背景を説明された際には、新たな発見に驚く児童たちの姿が印象的でした。
灯台とわかめ養殖の見学体験
続いて、碁石埼灯台内部の見学があり、普段立ち入れない場所をじかに見る機会となりました。参加した児童たちは、その設備に関する質問を積極的に投げかけ、灯台が果たしてきた役割についての理解を深めました。
また、わかめ養殖の発祥に関する講話もあり、地元の職人から直接、漁業の発展と地域の先人たちの貢献について聞くことができました。この交流を通じて、彼らは地域の歴史に興味を持ち、誇りを感じる瞬間が多くありました。
地域の未来を見据えた取り組み
参加した子どもたちにとって、この学習は単なる教室での知識ではなく、地域の歴史を深く理解するための貴重な体験となりました。多くのサポートを受けながらのこの取り組みは、地域の絆を深め、未来の世代へと受け継がれるものと感じられました。
碁石埼灯台について
碁石埼灯台は、リアス式海岸の美しい景勝地、碁石海岸の突端に立っており、航路標識としての役割を担っています。プレイボタン一つで国道沿いの公園としても整備されており、多くの来訪者が灯台を眺め、海の美しさを楽しむことができます。地域密着型のイベントが今後も続いていくことで、さらにこの場所への理解が深まっていくに違いありません。
この活動を通じて、碁石埼灯台がただの観光地ではなく、地域の文化や歴史を支える重要な役割を果たしていることを、子どもたちを通して広めていくことが期待されます。今後も、灯台の利活用や地域振興に向けた様々なプロジェクトが進められることを望んでいます。