水ingが開催したCopilot検証プロジェクト社内発表会の成果と今後の展望

水ingが創り出す新たな業務革新

水ing株式会社は、2025年10月14日と15日の両日、社内におけるMicrosoft 365 Copilotの活用成果を共有する「Copilot検証プロジェクト社内発表会」を開催しました。この発表会には、全25チームが参加し、Copilotを用いた業務改善や顧客サービス向上に関するアイデアや実績を披露しました。特に優れた成果を挙げたチームには社内表彰が行われ、社員の創造性と業務効率化への取り組みが一層強化されることを目指しています。

発表会の背景

企業の業務改善は今や必須の課題となっています。少子高齢化や人材不足、働き方の多様性に直面する中、効率化だけでなく、社員の創造性を引き出す新たな環境作りが求められています。このような変化に応えるため、水ingでは2025年よりMicrosoft 365 Copilotの本格的な社内導入を進めてきました。生成AIツールを活用することで、業務の効率化のみならず、社員の創造的思考を促すことが可能です。

今回の発表会では、各部門のチームがこれまでの進捗を共有し、社内のデジタルトランスフォーメーション（DX）を加速することを目的としました。

発表会の詳細

発表会は水ingの本社にて、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。選抜されたチームが登壇し、経営陣が審査を行う中、Microsoft 365 Copilotを使った業務改善の事例が発表されました。このプロジェクトには約140名の社員が関与しており、今回の発表会は彼らの中間成果を共有する重要な機会となっています。また、日本マイクロソフト株式会社およびNSW株式会社から来賓を招き、社外の視点を交えた評価や特別賞の授与も行われました。

表彰チームの紹介

発表の結果、以下のチームが表彰されました。各チームはCopilotを活用し、業務の効率化や新しい価値創出に貢献しました。

- 金賞事業開発チーム: Excel解析とリサーチツールを通じた調査報告書の作成
- 銀賞 DB提案チーム: AIを利用した提案活動の革新
- 銅賞ウォーターPPP提案チーム: 提案書作成での業務効率化を達成
- マイクロソフト特別賞 薬品チーム: 薬品ソリューション活動へのAI導入
- NSW賞 支店企画管理チーム: 人とAIの協力による資料作成の革新

社員の声

プロジェクトに参画した社員からは、生成AIツールによる業務の変化について多くのポジティブな声が寄せられました。「AIが業務の伴走者になり、意欲的に活動できるようになった」、「打ち合わせ後すぐに行動に移せるため、効率化が著しい」といった意見が特に目立ちました。また、AIの提案が新しい視点を提供し、質の高い成果物の作成につながることを実感しているようです。

今後の展望

水ingはこの発表会を契機に、各チームの優れたアイデアを実務へと展開していく考えです。共有された知識によって、社員全体の生成AI活用スキルが向上し、他部門でも活用意欲が高まりました。今後も、他企業との連携を通じて生成AI技術を業務改革に活かす方針です。生成AIを単なる支援ツールではなく、社員の創造性を促進する技術として活用し、持続的な成長と社会への価値提供を目指していきます。