大阪市:着衣着火による火災にご注意!増加傾向にある背景と具体的な対策を解説

大阪市で着衣着火による火災が増加!その原因と対策とは?



大阪市では、近年着衣着火による火災が深刻化しています。令和5年1月~10月末までの間に11件の火災が発生し、死傷者も出ている状況です。その中でも、ガスコンロでの調理中の火が衣服に燃え移る「着衣着火」が全体の9割を占めています。

# ガスコンロでの着衣着火、なぜ起こる?



ガスコンロでの着衣着火は、以下のような状況で起こりやすいです。

調理中にコンロ越しに奥の調味料などを取ろうとした際、袖口や裾に火がつく
やかんや鍋の側面からの「あふれ火」により衣服に火がつく

これらの状況は、普段何気なく行っている動作でも起こりうるため、注意が必要です。

# 着衣着火を防ぐための具体的な対策



着衣着火を防ぐためには、普段から以下の点に注意することが重要です。

調理中は、袖口や裾がコンロに近づかないよう、しっかりとたくし込んでおく
コンロ周りに燃えやすいものを置かないようにする
コンロの火力は、調理内容に合わせて適切に調整する
火を使う際は、周囲に燃えやすいものがないかを確認する
* コンロから離れる際は、必ず火を消す

# 万が一、着衣着火してしまったら?



もし衣服に着火してしまったら、慌てず落ち着いて以下の手順で対処しましょう。

1. 「ストップ!」: その場で立ち止まり、慌てて走らないようにしましょう。
2. 「ドロップ!」: 地面に倒れ、燃えている部分を地面に押し付けます。
3. 「ロール!」: 地面に倒れたまま、左右に転がりながら火を消します。

この「ストップ・ドロップ&ロール」は、衣服についた火を窒息させて消火する効果的な方法です。

# 着衣着火を防ぎ、安全な暮らしを!



着衣着火は、ちょっとした不注意から起こる可能性があります。日頃から火を使う際の安全対策を意識し、自分自身と周りの人たちの安全を守りましょう。

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