新本館オープン
2025-07-10 12:07:23

大阪医科薬科大学病院新本館のグランドオープンとその取り組み

大阪医科薬科大学病院新本館のグランドオープン



2025年7月22日、大阪医科薬科大学病院において、その新本館がグランドオープンします。新しい本館は「Super Smart Hospital」をコンセプトにしており、ICT技術の活用やデジタル変革(DX)を通じて、安心感や効率性を高める医療環境を整備しています。

温かみのある病院へ 新たな取り組み


この新本館は、患者やその家族、医療従事者、学生など、すべての利用者に「温かい病院」を提供することを目指しています。特に新型コロナウイルスの影響で、医療者と患者の関係性が変わった中、今後はより人間味のある医療環境を作ることが求められています。

新本館では、二つの観点から設計されています。一つは、ICTを駆使した医療の安全性・効率性の向上、もう一つは温かみのある医療の提供です。

ICTの活用とDX推進


新本館の1階にはシンボルツリーが設置されており、来院者を温かく迎え入れます。外来患者のストレスを軽減するため、診療受付や待ち時間を短縮する「ホスピジョン」というシステムが導入されます。また、入院患者には「非接触RFID3点認証」や「ICチップによる採血管理」など、最新技術を駆使した安心で快適な環境が整えられています。

癒しの空間を提供するホスピタルアート


新本館の特徴は、患者に癒しをもたらす「ホスピタルアート」です。自然との調和を重視し、「バイオフィリア」をテーマにしたアートが設置されています。また、病院では国内初の試みとして、デジタルアートミュージアムも開設。ここでは、アバターと対話しながら作品を楽しむことができる新しいアート体験が実現しました。

各科の連携と柔軟な外来診療


新本館では、「臓器・疾患別ユニット外来」という柔軟な外来診療システムが導入されます。消化器系疾患の患者は、消化器内科と消化器外科を同じフロアで受診できるため、負担が軽減される仕組みとなっています。また、入院手続きや相談が一元管理される「患者サポートエリア」が設けられ、利便性が大幅に向上します。

未来に向けた医療サービス


大阪医科薬科大学病院は、地域医療を担う重要な存在として、常に品質の高い医療サービスを提供し続けることを目指しています。新館のオープンとともに、さらなる患者体験の向上が期待されており、病院全体の建て替えは2031年に完成する予定です。

この新本館は、より多くの人々にとって、安全で効率的、そして何より温かみのある医療を提供するための新たな一歩となるでしょう。


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会社情報

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大阪医科薬科大学
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