イトーキが発表した新中期経営計画と『統合報告書2024』
株式会社イトーキは、2024年度の新中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」と共に、『イトーキ統合報告書2024』を発行しました。この報告書では、企業の基盤である人的資本を重視した戦略を詳述しており、特に「Tech×Design based on PEOPLE」という新たな見解を通じて、企業の独自性を際立たせる内容となっています。
新中期経営計画の目的と内容
イトーキが掲げる新中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」は、企業の成長を促進するための重要な指針です。この計画では、過去の課題を振り返り、現在の市場環境に基づいた7つの戦略「7Flags」を設定し、それぞれのKPIを明示しています。
報告書には、業種別の戦略のみならず、オフィス3.0を通じて未来の働き方をデザインする展望も盛り込まれています。特に、強みや女性活躍推進といったテーマにふれ、グローバルな人材育成が注目されています。
ESGと人材の重要性
イトーキは、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営を根幹に据え、持続可能な社会の実現に向けた具体的な取り組みを報告しています。特に、人的資本経営への関心が高まる中、財務および非財務情報の充実を図り、企業活動の透明性を高めています。
報告書中では、社員のエンゲージメントを重要な指標とし、オフィス環境の向上、内外のコミュニケーション強化、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の推進を進行中であると述べています。スローガンである「人も活き活き、地球も生き生き」というビジョンのもと、環境に優しい製品開発や資源循環への取り組みも続けています。
報告書の新たな特徴
『統合報告書2024』には、財務・非財務情報が拡充されたことに加えて、「人」に焦点を当てた3つの特集が掲載されています。それぞれの特集は、イトーキの強み、人材育成の戦略、女性活躍の推進に関連した内容が含まれており、企業の価値創造に向けた姿勢が明示されています。また、座談会のページでは、企業の戦略における人的資本の役割についても議論されています。
さらに、ESGの実績を数値で示した「ESG DATA BOOK 2024」も同時に公開されており、持続可能な発展へ向けた取り組みを数値で可視化しています。これにより、ステークホルダーはイトーキの成果や課題をより良く理解することができるでしょう。
イトーキの今後の挑戦
イトーキは、創業以来の理念を重んじており、今後も様々な挑戦を続けます。特に、人的資本を最大限に活かすことで、企業の進化を促し、社会に貢献する企業としての役割を果たしていく姿勢が表れています。未来志向の企業戦略とともに、持続可能な社会に寄与するためのイノベーションを追求し続けることでしょう。
このように、イトーキの新たな報告書は、企業の成長と持続可能な発展に向けた明確なビジョンを提示するものとなっています。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトで詳細を確認してください。公式資料へのリンク:
イトーキ統合報告書2024
ESGデータブックへのリンク:
ESG DATA BOOK 2024
サステナビリティサイトへのリンク:
イトーキサステナビリティ