映画『ナイスの森2 Funky Forest: The Second Contact』の続報
岩手県盛岡市で撮影が行われるオムニバス映画、『ナイスの森2 Funky Forest: The Second Contact』のキャスト情報が発表され、注目が集まっています。この作品は、前作『ナイスの森 The First Contact』から20年ぶりの続編であり、石井克人、三木俊一郎、伊志嶺一(通称ANIKI)の三人の監督による新たな試みです。
キャストの顔ぶれ
発表されたキャストには、浅野忠信を始め、二階堂ふみ、渋川清彦、森岡龍、鈴木唯、そして地元出身の伊勢志摩や忠犬立ハチ高が含まれています。浅野は前作に続いての出演であり、二階堂は三木監督との再タッグを果たします。特に渋川は、本作に初参加する気鋭の俳優としての挑戦が期待されています。また、伊勢志摩と忠犬立ハチ高も地元盛岡との縁を大切にし、作品に参加できることを喜んでいます。
国際的な舞台での期待
この映画は、カナダ・モントリオールで開催された「フロンティア・インターナショナル映画共同制作マーケット」で選出されるなど、撮影前から多くの期待を集めているのです。アダム・トレルがプロデューサーを務めるこの映画は、国内外での盛岡市の魅力を発信することを目的にしています。彼は、過去に『カメラを止めるな!』や『侍タイムスリッパー』などのヒット作のワールドセールスに携わった経験を持っており、その情熱は盛岡の豊かな文化や自然を活かしたいという思いに繋がっています。
撮影内容と背景
撮影は、11月から盛岡市内の美しい自然や歴史的文化財をフィーチャーしながら進行します。監督たちは、「10年、20年先にこの作品を見た人々に盛岡に訪れてもらいたい」という目標を掲げ、現実と非現実が交錯するというユニークなストーリー展開を計画しています。
また、国際的な視野を持ちつつ、地元の風情や文化が表現される点もこの映画の大きな魅力です。制作陣は、独特な盛岡の雰囲気を活かした作品を目指し、準備を進めています。
出演者たちのコメント
地元のキャストも続々とコメントを寄せており、伊勢志摩は「盛岡に違和感なく溶け込むこの作品が楽しみ」と述べ、王坂(忠犬立ハチ高)は「お笑い芸人として頑張ってきた甲斐があった」と影響力を感じていることを明かしました。
まとめ
『ナイスの森2 Funky Forest: The Second Contact』は、盛岡を舞台にし、地域を愛する人々と共に作り上げられる新しい映画です。この作品が世界にどのように受け入れられるのか、今から楽しみです。映画が公開される日を心待ちにしつつ、盛岡市の魅力がより多くの人に伝わることを期待しています。