地域情報サイト「まいぷれ」が開成町と連携し、サービス拡充へ
神奈川県小田原市と足柄地域に特化した地域情報サイト「まいぷれ小田原市・足柄」が、開成町との協定を結び、新たに行政情報の発信を開始することを発表しました。これにより、サイト利用者は地域のイベントや店舗情報に加え、行政の情報も一元的に確認できるようになり、地域へのアクセス性が向上することが期待されています。
「まいぷれ小田原市・足柄」の誕生
「まいぷれ小田原市・足柄」は、2024年8月1日にサービスを開始した新しい地域情報サイトです。地元のイベント、町民活動、さらには店舗情報を発信し、地域密着型の情報提供を目指しています。運営するのは、神奈川県足柄上郡開成町に本社を置く株式会社ミリオンバンクスです。代表の瀬谷学氏は、小学校教諭として地域の実情を把握しており、その経験を活かして地域住民や事業者同士の絆を深めるためにこのサイトを立ち上げました。
現在、サイトには多種多様な店舗情報が掲載されており、飲食店やリフォーム業者、職業紹介業、さらには着物のレンタルやエステサロンなどが利用者の目を引いています。
新たな協定の締結
2024年11月5日に締結されたこの協定は、地域住民が求める行政情報のさらなる充実を目指しています。これまで自治体が発信してきた情報が、民間の地域情報サイトでも手軽に確認できるようになることで、地域住民の行政サービスへのアクセスが向上します。行政情報の閲覧の場を拡大することは、町の発展に寄与する重要なステップです。
協定の締結式は開成町役場で行われ、開成町の町長である山神裕氏、フューチャーリンクネットワークの石井丈晴氏、そしてミリオンバンクスの瀬谷学氏が出席しました。これにより、3者の連携が深まることが期待されています。
今後の展望
「まいぷれ小田原市・足柄」は今後、掲載店舗の数を増やすことに力を入れる予定です。地域事業者と住民とのつながりを促進し、また子どもたちが地域で働く姿を学ぶ機会を提供することで、地域への愛着を育む場を提供します。
さらに、ウェブサイトだけでなくInstagramなどのソーシャルメディアを活用し、四季折々の地域の魅力を発信していきます。地域社会の活性化に向けた情報発信の強化は、住民にとって大きな利点となるでしょう。
まとめ
地域情報サイト「まいぷれ小田原市・足柄」と開成町との協力により、地域住民がより豊かな生活を送れるよう、様々な情報が提供されていくことが期待されます。中長期的な視点での地域づくりに向けた取り組みが進む中、今後も注目が集まることでしょう。