四国のジオツーリズム
2025-11-12 15:51:23

持続可能な観光を目指す四国のジオツーリズムセミナーとジオグルメの魅力

四国の新たな観光戦略、ジオツーリズムセミナー



2025年11月11日、高松国際ホテルにて、一社)四国ツーリズム創造機構主催の「ジオツーリズム」セミナーが開催されました。このイベントには、四国の独自の地質と豊かな食文化を融合させ、新たな観光の形を模索することが目的として掲げられました。

ジオツーリズムとは?



ジオツーリズムは、地域の地質や地形の魅力を引き出しながら、その土地の食文化と結びつける新しい観光アプローチです。近年、観光客はただの風景や名所を訪れるだけではなく、その土地が持つ歴史や文化、自然環境の背後にある物語を求める傾向が強まっています。この流れの中で、ジオツーリズムはさまざまな視点から地域の魅力を発信する手段として注目されています。

セミナーの内容



当日は、開会のあいさつを一社)四国ツーリズム創造機構の代表理事・半井真司氏が行い、その後、ガストロノミーツーリズム研究所の代表、杉山尚美氏による基調講演が行われました。その内容は、四国の地質とそれに影響を受けた食文化の深い関係についてのもので、参加者はここに新たな視点を見出しました。

午前中の講演後は、参加者たちが実際に「ジオグルメ」の試食会に移動しました。四国の豊かな自然から得られた食材を用いた料理を楽しむこのセッションは、地質にまつわる物語を感じながらの豪華な食事となりました。料理は、愛媛の真鯛と秋茄子を包んだカネロニ、四万十ポークのポッシェなど多彩なもので、食材の持つ味わいと地元の文化、そして地質の結びつきを体験する良い機会となったのです。

地元食材の重要性



セミナーでは、四国の食材がどのように育まれ、地域の特色と結びついているかについても触れられました。これはただの食文化の話ではなく、地域経済や観光産業とも密接に関連し、地元の食材を用いることで持続可能な観光の実現が期待されています。観光客が、その土地でしか味わえない料理を楽しむことで、地域の魅力を再認識できるのです。これによって、訪れた観光客が売上を上げ、地域に還元される循環が形成されます。

未来に向けて



このようなイベントを通じて、四国の地域資源を最大限に活かし、新たな観光の形を創出するジェオツーリズムが急速に進化しています。今後もこの取り組みは、四国に訪れる観光客にとって、特別な体験となり、地域の活性化に寄与することでしょう。セミナーで得られた知見は、今後の観光戦略に生かされ、四国の魅力を世界に発信していく重要な要素となっています。

高松国際ホテルでのこの取り組みが、四国の新たな観光地としての道を切り開くことを期待しています。


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会社情報

会社名
一般社団法人四国ツーリズム創造機構
住所
香川県高松市サンポート2-1高松シンボルタワータワー棟3階
電話番号
087-813-0431

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