第3回 ASONE®ベスト ユースケースアワードが開催
2023年7月8日、
レクシスネクシス・ジャパン株式会社が主催する「第3回 ASONE®ベスト ユースケースアワード」が開催され、
関西電力と
塩野義製薬が受賞しました。このアワードは、ASONE®を活用した法務及びコンプライアンス領域での優れた実践を称えるもので、企業の法令遵守体制の進化を示す重要な機会です。
授賞企業の取り組み
受賞した両社は、法令遵守の強化に向けた取り組みについてパネルディスカッションで報告しました。まず、塩野義製薬の法務・コンプライアンス部で働く
中村健一郎様は、ASONE®の導入により法令情報をタイムリーに取得できる体制を整え、自社の法的要求に対する適合性を確保しています。「管理部署」と「遵守部署」の役割を明確化し、法令改正時には主体的に対応できる体制を構築しました。これは法令違反リスクを大きく削減する結果となりました。
一方で、関西電力の
片本真代様は、法令改正情報の手作業収集に限界を感じ、ASONE®を導入した結果、アラート機能を活用し法令改正を自動的に検知する仕組みを作り上げました。これにより業務効率を大幅に改善し、迅速な法令対応を実現しています。
パネルディスカッションの内容
パネルディスカッションでは、両者が実際の運用事例を共有しました。中村様は、「社内でのルールを改正しやすくするために、管理部署と遵守部署の二つを設けました。その結果、法令遵守活動が全社的に推進される環境が整いました」と述べました。また、片本様は、校内セミナーを通じて、社員一人ひとりの責任を高める活動にも力を入れています。彼女は、法令改正への対応主体を一元化したことが、法令遵守の意識向上につながったと強調しました。
ASONE®の役割
レクシスネクシス・ジャパンの代表取締役社長、
パスカル・ロズィエは、これらの取り組みを称賛しつつ、「法令遵守は企業の成長支援のための攻めの一手です」と語りました。ASONE®やLexis+®といったツールは、企業が複雑化する法体系において効果的なリスク管理を行うための手助けをしています。これにより企業は法令遵守体制の透明性を高め、持続的な成長が可能になります。
今後の展望
アワードの終盤では、レクシスネクシスが今後の開発計画を発表しました。「ASONE®業務規程コネクト」を活用し、法令改正情報と社内規程の連携を強化することで、法令遵守の標準化や属人化の防止を目指すとしています。また、条例対応や教育コンテンツの拡充も計画中で、法務業務の効率化に貢献する施策が期待されています。
最後に、法令遵守のための体制を整えることは、企業価値の向上と持続可能な成長に貢献することが再確認されました。企業は法令遵守が単なる義務でなく、成長に向けた重要な要素であることを認識するべきです。今後もASONE®を通じて、企業のコンプライアンス業務が進化していくことが期待されます。