秋深まる自然の美、パンパスグラスの魅力
福岡県の福岡市東区に位置する
国営海の中道海浜公園。この広大な国営公園の大芝生広場では、今秋、美しい
パンパスグラスが見頃を迎えています。
パンパスグラスは、南米原産のイネ科シロガネヨシ属の植物で、その特異な姿から「お化けススキ」や「シロガネヨシ(白銀葭)」とも呼ばれています。草丈は2~3メートルにも達し、穂が陽光に当たると銀白色に輝く光景は、まさに幻想的です。
このパンパスグラスの見頃は、11月下旬まで続く見込みで、特に10月の下旬から11月の初旬は周囲の木々が色づき、さらに秋らしい風情が楽しめます。また、10月6日の中秋の名月に近い頃が、最高の美しさを体験できるタイミングです。
来訪者たちは、風に揺れる穂をバックに散策や写真撮影を楽しんでおり、その様子は非常に和やかです。パンパスグラスは80株が西側に植えられており、広がる景色には心を奪われることでしょう。
国営海の中道海浜公園の魅力
海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘という二つの美しい海に囲まれた、自然豊かな砂州状の公園です。敷地面積は約350ヘクタール、東西に約6キロメートルの広さを誇り、四季折々の花々や動物たちと触れ合える場所としても人気です。当公園の「動物の森」には、リスザルやカピバラ、カンガルーなど、子供たちが喜ぶかわいい動物がたくさんいます。
近年には、2022年3月に新たに「光と風の広場」が誕生し、訪れる人々が『憩う・学ぶ・遊ぶ』を体感できる環境が整ったことで、より多くの楽しみ方が広がっています。
訪れる際の情報
公園の住所は「〒811-0321 福岡市東区大字西戸崎18-25」となっており、電話番号は092-603-1111、ファックスは092-603-1199です。詳しい情報は公園の
公式ウェブサイトや、
Facebookや
Instagramを通じても確認できます。
この美しいパンパスグラスと共に、秋の訪れを感じに出かけてみてはいかがでしょうか?自然の中で心を癒し、特別な時間を過ごすことができる贅沢な場所です。