マンション管理組合の新たな選択肢、ASETUSの本格始動
日本最大の実績を誇るマンション管理士グループが、マンション管理組合向けのコンサルティング事業「ASETUS(アセタス)」を、2013年11月20日より開始しました。この新たな事業の背後には、管理組合が真に求める専門的な支援のニーズがあります。
背景
管理組合と管理会社の関係の見直し
これまで、マンション管理組合の運営は主に管理会社のサポートに依存してきましたが、この構造には問題があります。管理会社はサービス提供者である一方、管理組合の意思決定に影響を与えるため、双方の利益が対立する恐れがあるのです。この 問題を解決するために、専門知識を持つ「マンション管理士」の需要が高まっています。国土交通省でも、この問題に対して新たな管理ルールの設定を検討していることからも明らかです。
アセタスの特徴
高品質なコンサルティングサービス
ASETUSでは、管理組合のために特別に研修・認定を受けたマンション管理士がコンサルティングを行います。これにより、質の高い専門家による安心できるサポートを提供します。
独自の倫理規定
通常、コンサルティングを行う業者の中には、管理組合の利益を損ねる形態で運営する例が多々見られます。しかし、ASETUSはそのような利益相反の可能性を排除するために、独自の倫理規定を掲げています。具体的には、バックマージンの禁止や、管理費減額に対する成果報酬制度の廃止等、管理組合に本当の利益をもたらす支持を行うことを誓っています。
主要なコンサルティングサービス
ASETUSが提供する主なサービスは、管理委託契約見直し、大規模修繕、管理規約改正といったものです。うまく運営されていないこれらの分野には多くの専門的な支援が求められています。
管理委託契約見直し
管理委託費は、購入時に設定された管理会社からの影響を受けやすく、しばしば過剰な費用がかかります。アセタスでは、専門的な視点から適正な競争を促進し、最適な契約内容を提案します。
大規模修繕
高額である大規模修繕は、資産価値に大きな影響を与えます。従来は中立な専門家が不在であったため、費用対効果が低くなることがありましたが、ASETUSでは適正な価格と業者の選定を行い、マンションの資産保護を図ります。
管理規約改正
現行の管理規約は時代の流れや住民の意見に合わせて柔軟に見直す必要があります。アセタスは、特定の利益集団に偏らず、バランスの取れた管理規約の改定を支援します。
今後の展望
ASETUSは、マンションの運営がより円滑で満足度の高いものとなるよう、専門家の研修や認定の充実、そして管理組合による外部専門家の有効活用を推進していきます。
連絡先
もし詳細情報やサービスに関する質問があれば、ASETUS運営事務局にご連絡ください。