AIで経営革新
2025-11-06 09:31:58

音声AIプラットフォーム「IVRy Data Hub」が企業の経営資源を革新する

音声AIプラットフォーム「IVRy Data Hub」が企業の経営資源を革新する



株式会社IVRyは、東京都港区に拠点を置き、対話型音声AI SaaS「アイブリー」を展開。このたび、企業が保有する通話やメールといったコミュニケーションデータを一元的に統合・解析する新しいプラットフォーム、「IVRy Data Hub」の提供を開始しました。このプラットフォームは、膨大な非構造コンテンツをデータ資源として活用し、企業の経営課題を解決する手助けをします。

デジタル時代の経営課題


最近の業務環境はデジタル化とAIの進展により、企業と顧客の接点がますます多様化・迅速化しています。それにもかかわらず、日々生成されるコミュニケーションデータの多くは未活用のままとなっており、これが企業の品質や顧客満足度、ブランド信頼性に影響を及ぼしています。特に、労働力不足が深刻化する中で、属人的な業務運営から脱却し、データを基にした意思決定を迅速に行うことが求められています。この流れにおいて、IVRyは「攻め」と「守り」の両立を実現するデータプラットフォームを開発しました。

IVRy Data Hubの機能と価値


「IVRy Data Hub」は、企業が顧客対応を通じて収集する通話やメールなどのコミュニケーションデータを一元的に管理します。これにより、AIを用いて迅速なリスクの検出や、業務の自動化、顧客体験の向上を実現します。具体的には、次のような3つの価値を提供しています。

1. リスク検知と迅速な危機対応
プラットフォームはネガティブな事象を即座に検知し、ブランド価値の保護につながります。また、すでに起こったトラブルへの迅速な対応を可能にし、顧客からの信頼を高めます。

2. 業務プロセスの効率化
従来時間を要していたデータ分析や報告業務をAIが自動化し、オペレーション品質の向上を図ります。これにより、管理業務の負担も軽減されます。

3. データに基づく最適なエンゲージメント
顧客の声を活用することにより、データドリブンの事業運営を可能にし、収益機会の最大化を図ります。

実証実験と導入背景


株式会社トライトの志賀智之氏は、「IVRy Data Hub」の革新性に共感したと記し、リスク管理や営業担当者の標準化を実現する重要なシステムであると述べました。また、データブリックス・ジャパンの笹俊文氏は、IVRyとDatabricksとの連携が企業のデータドリブン経営を加速すると期待を寄せています。

IVRyの代表取締役・奥西亮賀氏も、これまで無駄にされていた顧客の声を経営資源として活用する価値を強調し、今後の発展に期待を表明しています。

関連イベント


IVRy Data Hubに関する情報は、2025年11月28日に開催される「Data + AI World Tour Tokyo」で発表される予定です。このイベントでは、IVRyのデータプラットフォームの詳細情報や最新の取り組みについても紹介されます。

日本の企業がどのようにAI技術を活用し、顧客体験向上と効率化を進めていくのか、今後も目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社IVRy
住所
東京都港区三田三丁目5-19住友不動産東京三田ガーデンタワー10F
電話番号
050-3204-4610

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