日本最大の手あみイベント「CLOVER Knit-Out」が魅力を発信！

寒さが本格的になるこれからの季節、ニットアイテムは必須です。昨年から注目を集めているのが、超極太毛糸とジャンボあみ針を使った「ジャンボニット」です。分かりやすい手法と早く仕上がる手軽さから、韓国やニューヨークでも人気を博しています。

今回は、このジャンボニットの魅力を多くの方に紹介し、手あみの楽しさを感じてもらうべく、日本最大の手あみイベント「CLOVER Knit-Out」が開催されました。多くの参加者が集まり、特に女性たちの熱気が感じられました。

特別ゲストによるトークショー

イベント最初の目玉は、俳優の勝野洋さんとタレントのキャシー中島さんの子息、手芸家の洋輔さんです。彼は、お母様から受けた影響で手芸に興味を持つようになったと言い、登場するなりワークショップの様子を興味深く観察。

「ニットの楽しさは、編み始めてから次第に”あれを作ろう”というイメージが膨らむことです」と語る洋輔さん。実際にその場でかぎ針編みを披露し、色の組み合わせを決める創作の過程を参加者に話しながら編み物を続ける姿は、来場者から大きな注目を集めました。「編んでいると集中しちゃいますよ！」と冗談交じりに笑う洋輔さんの姿は、手芸への情熱を感じさせました。

また、彼は「ニットは道具も少なく気軽に始められます。男性や子供たちにも楽しんで欲しい」とアピールし、場を盛り上げました。

篠原ともえさんのユニークな登場

二日目のトークショーではタレント兼衣装デザイナー、篠原ともえさんが登場。自作の緑のワンピースとオレンジのニットアクセサリーという鮮やかな衣装で参加。自宅で制作したジャンボ編みの帽子やマフラーを披露し、その完成度の高さに参加者は驚きました。

篠原さんは、突然ワークショップの方に飛び入り参加し、参加者一人一人にインタビューを始める姿勢が印象的でした。「何を作っているのですか？」と尋ねると、緊張した様子の男性が「難しいけど、出来上がっていく過程が楽しい」と笑顔で答えた場面も印象的です。

トークの締めくくりとして、クロバーと共同で制作した裁縫キットの情報が発表され、来春から販売される予定のこだわりのデザインに、多くの手芸ファンが関心を寄せています。

無料ワークショップとファッションショー

「CLOVER Knit-Out」では、誰でも楽しめるジャンボニットを体験できる無料ワークショップも行われました。家族連れや若いカップルも参加し、和気あいあいとした雰囲気の中、あみものに挑戦。

さらに、ステージ上では東京家政大学EVEの学生たちによるニットファッションショーが開催され、カラフルなニット風景が会場を華やかに彩りました。

多くの人々が楽しむ中、これから秋冬にかけて「もっとJumbo Knitプロジェクト」が各地で展開される予定です。手あみの魅力を広めるこの活動に、注目が集まっています。詳細は公式サイト（http://www.clover.co.jp/knit/）にて確認できます。