大江町和紙伝承館
2026-01-09 12:33:46

京都府大江町和紙伝承館が未来の魅力を発掘するプロジェクト

京都府大江町和紙伝承館の魅力向上プロジェクト



京都府福知山市に位置する大江町和紙伝承館では、2025年度から次世代につなぐ「魅力向上プロジェクト」が始まります。このプロジェクトは、京都府指定無形文化財である「丹後二俣紙」の魅力を発信し、体験型観光を充実させることを目的としています。

丹後二俣紙の歴史と文化


丹後二俣紙は、江戸時代から明治初期にかけて盛んに製造されてきた和紙で、その技法が今でも守られています。特に田中製紙工業所が唯一の製造元として、高品質な和紙を生産し続けています。この和紙は、国内外の寺社仏閣の補修や美術館の書物修復にも使われるなど、幅広い用途で重宝されています。

大江町和紙伝承館は1994年に開館し、30年目を迎えた昨年、観光アクションプランでは手漉き和紙体験の重要性が再評価されました。しかし、これまでの展示中心の運営では、体験メニューや他の観光拠点との連携が不足している課題がありました。

魅力向上プロジェクトの開始


2025年度から開始される魅力向上プロジェクトは、体験型企画と展示の充実を図ります。「非日常の紙漉き体験を、誰でも気軽に」というコンセプトの下、新しい体験コンテンツが展開されます。例えば、紙漉き体験が初めての方でも楽しめるように、少人数から参加可能なメニューが追加され、職員が技術を習得して指導に当たることが実現しました。

新しい体験コンテンツ


  • - 手漉き和紙体験週間: 夏休みに開催され、予約不要で体験できます。昨年の年間体験者数を上回る新たな参加者を集めました。
  • - ペーパーウェイト製作体験: 和紙を軽石に貼りつけるクラフト体験が好評で、今後も常設化される予定です。
  • - 展示説明文のリニューアル: 30年ぶりに展示室の説明文が改訂され、より多くの観光客が理解できるようになりました。

大学との連携


さらに、京都工芸繊維大学や福知山公立大学とのコラボレーションも進行中です。学生たちは和紙の技術や文化について学びながら、新商品開発にも取り組んでいます。こうした連携は、若者層にもアピールし、地域の魅力向上に寄与しています。

今後の展望と課題


2025年度のプロジェクトの結果を受けて、さらなる体験メニューや展示の充実を目指しています。来館者数は既に前年度の約4倍に達し、年内で1000人を超える見込みです。また、高校生以下の参加者も急増しており、皆の満足度も向上しています。

  • - 体験コンテンツの多様性: 和紙関連グッズの種類を増やすために民間企業との協議を進めています。
  • - 展示コンテンツの改善: 学生の意見を取り入れたリニューアルを検討中です。
  • - 連携企画の充実: 他施設との出張体験メニューの企画も計画中です。

大江町和紙伝承館は、「丹後二俣紙の魅力を体験できる拠点」として、地域の観光活性化と和紙文化の継承を目指し、魅力あるコンテンツを提供し続けます。実際に訪れてみることで、和紙の奥深さと楽しさを体感してみてください。

大江町和紙伝承館の基本情報


  • - 開館日: 土曜日・日曜日・祝日(年末年始は休館)
  • - 開館時間: 10時00分~16時00分
  • - 入館料: 一般200円、高校生150円、小中学生110円
  • - 体験料: 本格体験810円から、職員による簡易体験500円
  • - 住所: 京都府福知山市大江町二俣1883番地

体験予約や詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
京都府福知山市
住所
京都府福知山市字内記13-1
電話番号

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